またまた登場したマーク・ウォールバーグのパパ映画「インスタントファミリー」 | con-satoのブログ

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  最近はアクションとコメディ、交互に出演するような傾向にあるマーク・ウォールバーグ。最新作「インスタントファミリー」は家族をめぐるコメディ。 
   子供のない夫婦が、養子をアダプトしようとする。探しに行くが、当初思っていたような小さな子供は見つからず、16歳の女の子を養子にしようと決める。しかし、彼女の条件は幼い弟と妹を同時に引き取ること。仕方なく姉に弟と妹の三人を引き取ったが、問題は際限なくという話。
     アメリカの一種の文化ともいうべきアダプションという行為。その側面が垣間見れる。
    16歳の娘はリアルな反抗期。幼い子供たちも精神的に不安定で問題山積。そんな子供たちに振り回されてもアダプションしないといけないのか?ちょっと不思議。フランスあたりなら、子供がなければふたりで生きる道を選ぶのではないか。子供がいないと完全な家庭ではないと思いこんでいるアメリカ人の強迫観念って、ちょっと怖い。
    LGBTは非生産と言った日本の議員がいたが、その意味では、このアメリカの観念も根は一緒なのではないか。その「非生産」なゲイのカップルもアダプションする。それが多様性なのかもしれないが、選べもせずにゲイの親を持ってどうなのだろうか?
    血縁の子供を引き取るというなら、理解できる。しかし、そうでもない子供を引き取り、インスタントでも家族になろうというのは、いまいち、笑い飛ばせるのか?わからなかった。
   それに、この映画、最近の映画に氾濫する「事実にインスパアされた」物語らしいが、マーク・ウォールバーグの父親は一体、何をして暮らしているのだろう。その辺のリアリティがない。これが軽いロマコメなら、それでいいかもしれないけど、家族を描く映画でそれでいいのか。この手の軽いコメディは嫌いではないが、素材が素材だけに、そんなことに気が向いてしまった。