沢田研二、コンサート中止は「反原発運動の余波」? | con-satoのブログ

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   沢田研二のさいたまスーパーアリーナでのコンサートが突然の中止、波紋を広げている。中止の理由が契約上の問題というのだから、不可解。

   しかし、沢田研二のコンサートに関しては、ここ数年、さまざまな噂があった。昭和を代表する大スター。ヒット曲があまたあるのに、それは歌わずに、社会的メッセージを込めた新曲ばかりを歌い、ファンが困惑している、などいう話。
    その社会的メッセージというのが「反原発」らしい。この会場でも、反原発の署名活動をしようとして、会場側と揉めたと言われている。
   そんな話は「バカな」と思えないのが、最近の沢田研二。反原発運動をしたいなら、フリーコンサートでもして運動資金を集めるとか、そういう活動をすればいいと思う。コンサートという商業的な活動と、社会的活動は別。
 晩年の菅原文太もそうだけど、どうして親父たちは年取ると辛気臭くなって、エコ爺になるのだろう。生前「トラック野郎」で共演していた愛川欽也が「文太さんって、環境や社会問題なんて、まったく興味なかったのに」と不思議がっていた。東日本大震災の後でも「こんな時に映画を造るなんて」といって山田洋次の「東京家族」を降板した。(代役は橋爪功。ピッタリのキャスティングで、災いが福になった)でも、その後、はるな愛と軽トラのCMに出ていたので、不思議な人だなと思った。
 思えば、沢田研二と菅原文太は伝説の名画「太陽を盗んだ男」で共演した間柄。二人がエコ爺(かつエゴ爺)になったのはゴジ・マジックなのか。それにしても、体調以外での中止なら、チケット代はもちろんのこと。交通費ぐらいは保障するべきだと思う。そのぐらいキチンと社会的責任は果たしてこその、社会運動だと思う。