ピース又吉が小説を文芸誌で発表。その雑誌の版元は文藝春秋。同じ出版社の、今週の「週刊文春」の阿川佐和子対談に作家として登場している。本好きということをウリにしている又吉。彼が本好きなのは本当なのだろう。でも「文芸評論」もどきの「仕事」をして、今度は小説家。才能がある人がマルチに活躍出来るのは凄いことだと思う。その最たる例は伊丹十三。俳優、エッセイスト、映画監督として活躍。そのどれもが一流。ビートだけしの映画監督。珍しい例なら、あの「ドラえもん」の大山のぶ代。彼女は脚本を書いていた。その脚本は「太陽にほえろ」などの人気ドラマで採用されていた。外国では女優のエマ・トンプソンが脚本としてアカデミー賞を受賞。クリント・イーストウッドなど俳優が監督に進出して監督賞を受賞する例は多い。又吉が小説を書くのは自由。でも、イヤな感じがするのは売名なニュアンスが透けるから。水嶋ヒロの時と同じ。芸能ぽい展開。作詞家から小説家に転向したなかにし礼。彼は作詞家から小説家になるのに数年かかったと言っていた。作詞家の仕事を一切断り小説を書いていたそうだ。文章で表現するといっても短距離ランナーと長距離ランナーぐらい違うそう。長距離を走るための筋肉を鍛えるために数年かかったと表現していた。もし、又吉が本気なら、その覚悟が必要。