今週末の土曜日は「映画ファーストディ」。
ほとんどの映画館で1000円で映画が見られる。
最近はこのサービスディを話題作りに利用しようと、この日に初日をぶつけてくる配給会社も多い。
客単価はともかく、動員では多くの観客が見込めるその日に、初日を設定してロケットスタートを期待しているのだ。
今度の9月1日。この日、絶対オススメなのはフランス映画「最強のふたり」。
昨年の東京国際映画祭の「さくらグランプリ」と主演男優賞を獲得した映画。
というか、フランスでクリスマスシーズンに公開され爆発的にヒット。
なんと10週連続1位という記録を打ち立てたフランスの「国民的」な映画。
この映画すごいのは、フランスだけでなく世界中でヒットしていること。
外国映画がヒットしないアメリカでも、連続10週以上トップ20に登場した。
なんと世界で300億以上の興行成績を挙げている。
これは単にフランスで「受ける」だけの映画ではなく、普遍的な物語はそこにあるから。
お金持ちが不慮の事故で下半身不随になる。
彼の面倒を見るために、看護人が募集される。
お金持ちの看護師ということで、応募者が殺到。
でも、採用されたのは「黒人」の男性。
フランスの階級社会の上流層と下流層の交流というフランスならでの問題をはらんでいる。
でも、そんな格差など関係なく、心で結ばれる関係を世界は歓迎したのだ。
この黒人の介護師を演じるオマール・シーが素晴らしい。
フランスではコメディアンとして知られた存在。
身のこなしが軽くてハンサムな彼は、あのエディ・マーフィが登場したときのような輝くスター性がある。
この映画を見れば、誰もが彼に魅了される。
この話、実話を元にしている。
実際に介護したのは「黒人」の男性ではなく、アラビッシュの男性というのもフランス的。
でも、それを「黒人」に変えたのは映画的に成功している。
この週末、1000円で観れる最高のバリューがある映画。
正直2000円以上の価値ある映画です。