もう、今日はイヤになったわ。
まず着物。
どれ一つ、大切にされていない状態の着物。
何枚もみるのは悲しみしかない。
広げて、シミや痛みはないか、をみて
たたみ直す。
タトウシ(着物をしまう和紙)に1枚ずつ
または、セットにして仕舞っていく。
できない事を悲しんでいるわけじゃないし、
大量すぎる事を悲しんでいるわけじゃない
大切だ、手放せない
と言うのに、どれ一つ、まともに着用できる状態ではない
という有様を見て(見せられて)
疲労感が。
帯だって、本当は、あんなに綺麗なのに
手入れが悪く、シミやよごれ、
刺繍のぶつかり、引っかかりで悲しい状態だった。
これが宝物か。
これも、人それぞれなのか。
大切にされていないモノを
繰り返し手に取るのは、悲しくなる。