これね、
ことば選びが面白い。
あ、でも訳だから、どうなの?
それにしたっておもしろいわ。
新しい、奥様のもとに初めて行くときに
どんなふうな自己紹介をしたらいいのか、わかってきた、というくだりも面白かったけれど
完璧すぎる掃除だと、気づかれないという。
どういうことかというと
初日、最初の掃除仕事の時、
ちょっとずつわざと間違える、
家具を全てうごかして、、ちょっとずつ間違える
完璧にしちゃうと、掃除したのが「奥様」にわからないんだって。
そうよ、たしかにね、って思ったわ、
たとえば台所や、リビングの、モノの位置を、
わざと、ちょっとだけ間違えておく。
でも、灰皿に入った小銭には手を付けない
とかね。
そうすることで、相手が隅々まで掃除したと気づく、というもの
「今回の、掃除婦は良く働くわ、ちょっと抜けているけれど
それは、遠藤だけどわたし(奥様)が教えてあげればいいわ」
って、シナリオらしい。
なんて書いてあって、わかるわ。って思ったよね。
少し下品で、面白い本。(私の感想)