「深く穴を掘るには幅がいる」 | CONCERTO大人の自習室®️~シンデレラの時間割®~ 

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おうち時間研究家のコンチェルトみほです。
ブログ1本で会社にしました。
シンデレラの時間割®で家事を通して時間管理術が身につく方法を伝えています。

高圧洗浄機、こんかい初めて使ってみました。

 

まだ4日しか使っていませんが

だいたいわかった。

 

掃除を極めたい、という事とは違うけれどね。

基本的に道具には頼らない。

けれど、それは道具を使ったことがあって

その効果を知っていての発言のほうがよい。

 

使ったことがある、の先は

道具の、いい面、弱点も自分の中で体感。ということが大事。

こと、わたしのように人につたえる、という立場ならなおさら大事。

 

実際、楽しいんですけれどね。そういう姿勢が、

集中的に一気に仕上げる、という学びかたをわたしは好んでいる。

 

そして、大好きな言葉がある。

「深く穴を掘るには幅がいる」

土光敏夫の考える専門分野の伸ばし方

 

 

 

 専門家が深く進むのは当然だが、狭くなるとは不可解だ。ほんとうに深まるためには、隣接の領域に立ち入りながら、だんだん幅を広げてゆかなければならない。深さに比例して幅が必要になる。つまり真の専門化とは深く広くすることだ。そうして、この深く広くの極限が総合化になるのだ。

(中略)
 スペシャリストが深く掘り下げながら幅を広げていき、その過程でだんだんゼネラリストに上がってゆくと見るべきではなかろうか。
(『経営の行動指針』より)

 

 

土光氏のこの言説は、さまざまな文脈に応用できる価値観ではないでしょうか。

たとえば、ある物事を成し遂げようとして、まずは愚直に取り組むとしましょう。

その姿勢はとても尊いものです。が、ただ一点のみを見つめているだけでは、どうしても視野が狭まってきてしまいます。


そこで、見つめている一点の、周辺にある事柄にも目を向けてみるわけです。

すると、少し視野が広がります。

そうして開かれた視野をさらに広げていくと、一点のみを愚直に見つめることで得た経験や知見をベースに、それ以外の領域も見ることができるようになる……といった具合です。

 

これは、実際、その通りだなと思うのです。

学びの原点。

 

広げすぎ、なんて、無いなって思う。

 

学びの原点なのだから。