手作り神話に押しつぶされないために
年齢的なことがあるかもしれませんが、
冷凍食品やレトルト食品、できている総菜を使う事に罪悪感を持つようでした。
手作りが一番素晴らしいと思っていると、
高齢で体力がなくなってくると「食事づくり」にたいしてハードルがあがります。
たとえば、
今は大根おろしも売っていますしチューブのおろし生姜もあります。
でもそこも「手作り」にこだわると料理が苦しくなります。
筋力が弱っていますので、
大根おろしをちょっと作るのも握っていられないのです。
またそういう商品が存在していることなど知らないのです。
こんぶと鰹節でだしをとらないといけない、じゃなくて顆粒だしでもいいと、思えるようになると気楽にできると思うのです。そのハードルを下げる意味で、冷凍を3つの段階に分けています。
①素材の冷凍②半調理品の冷凍③完成品の冷凍の3つです。
①は、下ごしらえ済み状態の素材、ということです。
ゴボウをささがきにして軽くゆでた後に冷凍。とか里芋をゆでてから冷凍、などです。
そうするといきなり調理がはじめられるのです。味も自分好みの味付けにできますし、使う素材も、選べます。料理をする楽しさを思い出せるのです。手作り神話は、娯楽のようなものと理解しておくと苦しくならないと思います。
サポートする側も、市販品を上手につかうともっと簡単にできると思います。たとえば、わたしは「スパゲティ市販のソース」を使います。
それに野菜や肉をまぜて完成させ冷凍したり
、炊き込みご飯の素をつかって野菜や肉を加えてオリジナルな味にしていきます。
このように口に合う市販のものを上手に利用するといいと思います。
ドレッシングや、
焼き肉のたれも上手につかえると、もっと楽しくなります。