バイオリン「チカラが入っているから実力が発揮できない」 | CONCERTO大人の自習室®️~シンデレラの時間割®~ 

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おうち時間研究家のコンチェルトみほです。
ブログ1本で会社にしました。
シンデレラの時間割®で家事を通して時間管理術が身につく方法を伝えています。

先日、カルトナージュのカッターの使いかたについて話しました。
 
右利きの場合、カッターをもつ右手は、力を抜くんですよ
ということを伝えました。
 
おどろきますよね。
厚紙を切る、となると、カッターでぐさ――――っと
しっかりカットしなくちゃって思うって。
 
チカラを抜いたほうがきれいに切れるし、美しい断面。
 
その代わり、定規をおさえる左手はしっかり押さえることが大事と
 
実際、わたしも大量にカットするとき左手は筋肉痛になりますが
右手はなりません。
 
チカラを抜いて、というのは手慣れてこないと
難しいことなのです。
 
 
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バイオリンも同じです。

とくに、やわらかくするのは力を抜くのは

右手の、肘、手首かな。

 

violinという楽器は、左手で、楽器をもち、あごに挟みます。

そして左手の指で、弦をおさえて、音程をとっていくのです。

 

右手は、弓を持ちます。

弓で、弦をこする、と音が出ます。

 

想像すると、左手のほうがむずかしい、左手つまり弦をおさえる指が大事で難しいとおもいがちですが

右手も最重要。

 

音色を決める、表現を決める、影響が大きいのです。

 

さて、

ブランクがあると、右手がものすごくよくなります。

なぜでしょう。

 

力が抜けているからです。

体のチカラ。

 

スポーツでも力が入っていると、実力は発揮できません。

ちょっとの緊張感とは別次元の話です。

 

まあ、じゃあ音色が良いのか、というと、

それはまた違うんですけれど

単純に、右手が良くなる、というだけ。

 

なんだか禅問答みたいですがね、

 

チカラを抜くって、なんでしょう?

抜きすぎるといけない、でもシンデレラの時間割でも言っていますが

無意識レベルに落とし込むと習慣。

そしてあえて意識してやる。これは意志ですね。

 

いつも通りに、掃除無意識でやっちゃったというのが習慣

今日は特別な日。いつも通りを、

あえて意識して掃除する、みたいなのが意志

 

右手を見ていて、

通常は、「弾こう」という「こう弾きたい」が体中から満ち溢れていても

 

運動機能は、力を抜いてという無意識レベルになっていないんだなと

思うのです。

まあ、20分の練習の唯一の(?)弱点かもしれないな、と思います。

 

一回に弾く量が、弾きこむ量は

一日二たった20分だけでしたからね。

 

これはピアノでもそう。

誰かの演奏を聞くと「よく弾きこんでいるな」という演奏はすぐわかります。

 

violinのばあい、右手をみると、およその「弾きこみ具合」が

わかります。

*コンチエルト調べpp