やっぱり、思うな。
この記事は去年の6月に書いたものです。
このとき、着物と布団のことは書いています。
じっさいに、わたしが手伝ったのは(母がやると決めたのは、という意味)
11月下旬~12月下旬でした。
半年かかりましたね。
そして、その半年の間に、いろいろなことがありました。
生まれたての子供が、日々めざましく成長していくように
高齢者は逆の曲線を描いています。
特に食事がそうです。そうなると、ますます冷蔵庫は生きる、を支えるために
大切になってくるとおもうのです。
親の家のシンデレラ(片づけ&掃除)プログラム
自立を手放さない。が合言葉。
清潔にして片付くことがゴールではありません。
その先の世界に行きます。
本人が「やりたくなる」「維持したくなる」という気持ちが芽生えたら、リバウンドせずに自分で自分のお世話ができる・・が理想です。
顔を洗うように、手を洗うように、食事をするようにです。
「本人ができるような」「本人の時間割」を「本人が決めて」生活できるおうちに整えることです。
手の届く生活に、環境を整える。
時間をかける部分と、時間をかけてはいけない部分、
他人(親子であっても、自分以外は他人です)が手を出していい部分と
絶対に手を出してはいけない部分、これらを区別して整えていくことで、
あなた自身が、あなたのおうちで家族との線引きが節度あるものとなって居心地の良い「おうち」になっていくはずです。
節度があるからこそ、あたたかい家族の空間になるのです。
この講座は、必要な人がたくさんいると思います。下記の講座内容目次にあるように、核家族化。つまり親と別居している人の立ち位置、距離感、戸惑うことが私自身も多かったからです。
ブログでも、多数の意見を寄せられたことで関心の高さがうかがえました。
● 負担が少ない「片づけ」+「掃除」プログラム
自宅も実家も掃除したくなるあふれる気持ちが芽生えます。
● 黙ってみせるだけのコツ
黙って、やっている姿を見せると、やりたくなってくる魔法
● 時間をかけないで、成果を出すコツ
<核家族化と再家族化>
1.姿勢と思考区別
現場の把握と優先順位
・チエックポイント(冷蔵庫・ダイニングテーブル・玄関)
・掃除の基本と実践(汚れを区別・道具の持ち方・使い方
洗剤)
2.簡単な「片づけ・掃除」の実践プログラム
・時間をかけない(20分)
・見せる(ケアの方法・習慣)
*あなたの日常の習慣を生かす
結果を五感で感じる(見る、触る、感じる)
3.思い出の品の区別のステップは洗ってみる。
ピカピカの状態にして判断する。最上級の状態にしてみる
・もらったもの・買ったもの・作ったもの
・食器・洋服
・手紙・写真
・布団
*3つの聖域→食器・着物・布団
4.使っていない部屋の管理について
・住んでいる場合の使ってない部屋(居住空間・トイレ・洗面所・収納空間・通路)
・空き家の場合→実際はモノの山
5.暮らしを支える冷蔵庫
1.まんたんからスタート・・・本人が選んだ食材を使う
2.買い出しは、しない・・・買い出しは本人が決める
3.素材を使い切らない・・・プラスアルファは本人ができるように
*使い切る気持ちよさを体感できるように
4.未完成・未完了の仕込み・・同じ
5.保存容器の工夫・・・・・基本同じ
6.食べやすさの工夫・・・サイズ、柔らかさ、味
7.見える事(文字は書かない)・・・同じ見ればわかるように
*ラベリングしない