そういえば・・・そうかも
祖父の話になりました。
ちょっと実家の母の具合がわるくて
昔ばなしが増えています。
祖父（母の父のこと）は
30年前に亡くなったのですが
大晦日、母の妹の家で年越しをするのでお迎えに行ったら
亡くなっていた、という（ちょっと省略しすぎな説明）
もともと、祖父はものすごくきちんとした人間で
余分なものもないし、
布団も毎日たたみなおして
たたみもふいて、窓も、壁も清潔でした。
料理人だったのでそのせいもあるでしょう
年越しで2日間、叔母の（母の妹）家にいく準備も万端だったようで
亡くなった時は
きれいに片付いた部屋であり
ごみも一つもなくて
いまでいう、遺品の整理もほとんどない状態でした。
そして、
冷蔵庫はきれいに掃除もしてあって、コンセントまでぬいてあった
そう。
プロだな、すごいな。
いついっても、整頓されていました。
日記は毎日欠かさずかいていたようで、日記を続ける人って
日常の習慣、掃除ってもう掃除。という特別なものではなくて
身支度なんだろうなってあらためて納得。
結局、この日記、母は読んだみたいで。
でも、途中で悲しくなるような部分があり読むのがつらくなって
処分したと。
最初は、「字が読みにくいから、すてた」って言ってましたけれどね。
それにしても、男性の一人暮らし（祖父は一人暮らし歴は30年近くかな？）
家事ができる、ってことが重要かもしれません。
お正月、料理ふるまってくれたもんね。祖父が。
でもね、捨ててないよ。たぶん。
着物も、祖父の着物、残してありますから。
一式ね。今回の着物の整理でも、手放すことなく
丁寧にたたみなおして、大切におさめています。
祖父の着物、父の着物、祖母の着物。