結婚式での演奏【音楽とともに】 | CONCERTO大人の自習室®️~シンデレラの時間割®~ 

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おうち時間研究家のコンチェルトみほです。
ブログ1本で会社にしました。
シンデレラの時間割®で家事を通して時間管理術が身につく方法を伝えています。

昨日のお食事会で

彼女に聞いてみました。

 

弾くとのこと。

そうなんだ。

 

食事会の席はお互いの父親同士、母親同士、本人同士が

向かい合いました。

 

それぞれの兄弟は、今回はなしで。

 

演奏の話題の時に、

「何弾きたい?」

「どうしよう」

「どんな曲?」

という具合に

本人たちは、むかいあいながら話していて

 

父親どうしは「久しぶりだから、調子を戻すのに練習しているみたい」

「リハビリ練習ですな」

とか

まあ、ひとごとで。

 

母親どうしは、

なにも、言わずに

 

すてきだなと思ったのは、ここでね、「ミスしちゃいけない」とか

「そんなに腕前がよくない」

とか

親同士が、なんていうのかな、つまらない謙遜しないところが素敵。

ほら、よく・・「うちはたいして弾けないから」とか

「下手なんですよ」みたいなの、言わないって、素敵だなと思うのです。

そして、よかったなと。

 

音楽って、うまい下手って本来ないはずです。

音楽が好き、があるだけです。

 

結婚式で、一緒に弾いてみたいな、って彼女が言った「心のことば」を

息子も、そのまま素直に受け取って

「弾こう」って思う。

 

簡単なようで、難しいことなんじゃないかな?

 

どうして、そんなに自然に運べるのかといったら

彼女も、息子も、音楽とともに生きてきて

少し、楽器から離れていた時間が期間があっても

 

音楽に寄り添って時間をすごしていたのかな、と思います。

 

ピアノやバイオリンを習わせて躓くとき、多くの親は先生にこうたずねます。

「うちの子、才能ありますか?」

「モノになりますか?」

 

それを基準にすると、苦しくなるでしょう。

 

勉強や、部活を言い訳に、音楽を手放すのは

ちょっと悲しい。

 

音楽講座では、親の立ち位置は、親の心の構えですね、これを

伝えています。

 

親は、先生ではないのです。

おしえるのは先生。

親には、親の寄り添い方があります。

 

昨日は、ふと、

彼女のご両親も、音楽を一生のたからものになったらいいな、というふうな

やわらかい心で、

彼女と歩んでいたのかな?と妄想しました。

 

思わず手に取るバイオリン。

「いいよ、弾こうか」と

ありのままの実力を、大切にしているんだなと感じられた瞬間でした。

 

こういう喜びを味わう日々がやってくるなんて

3歳で、バイオリンをのけぞって「よくも、オレのことナカチタナ(訳:泣かせたな、の意味)」と

泣いて騒いだあの頃には

夢にも思いませんでした。

 

まあ、あれはあれで、貴重な神様からの贈り物の時間でしたけれど。(修行・・)

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