今では、いい思い出ですが
その当時は、本当に切ない時間でした。
だれとも比べないって、りっぱなことじゃなくて
もう、ただやろう。
それだけでした。
やめるのは簡単ですから。
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バイオリン最初の曲は
キラキラ星でした。
3歳10か月でならいはじめて
キラキラ星の「合格」をいただたのは
5歳をとっくに過ぎていました。
発表会は
2回、キラキラ星を弾きました。
もう、キラキラ星の長老格です。
息子たちは、月齢よりとても幼くて
だからこそ、ここが大事なのだ
いまこそ、わからないときこそ、
「習慣」にするチャンスなのだ。
途中でくじけない
なげださない姿勢を。
まあ、
さすがのわたしも悲壮感漂うキラキラ星?
やめるのは、
立派に演奏できるようになってからだ。
かわいいな、と発表会で一生懸命
私のほうを見ながら
(厳密には・・キョロキョロしながら・・)弾いている息子は
かわいくてね。
な~んて。
手とり足取り。
言葉通り。これが慣用句というものなのだ。
手を取り、足を取り、です。
いやほんと!
子育ては、本当に楽しく味わい深いと
これは、自分で育てたい、と
私の持っているものを
息子たちにすべて伝えたい、そう決心したのでした。