こちらは2015年10月29日の記事です。
非公開のものでした。
今回、100日音楽講座の準備土台となる考えです。
初見が、音楽の全てを左右するのではないか?という点について
記事にしたものです。
さあどうでしょう??
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【音楽教育法】というテーマをつくっています。
初回記事→★
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<初見力と読譜力について>
今回は、、
初見、読譜についてのみ記事にします。
●初見演奏は、曲の最後まで弾ききる。
これは、絶対です。
はじめて楽譜をいただいた時。
耳慣れた曲であっても
しらない曲であっても
途中で弾くのをやめないこと。
ということです。
幼いうちは、
「わかんない、できない」と発狂していましたが
泣いても、
最後まで弾くことは、決めてありますので
例外はないです。
曲の作りのうえでも、当然なのですが
中間部分が、最も辛抱が必要で重要なのです。
ですから、
気分よく、「読譜」を終える手段としても
難しい部分で、弾くのをあきらめないのは
極めて重要なのです。
この段階では、
「初見力を鍛える」こと1点に重点をおいています。
トレーニングや、ミスを指摘する意味は全くないのです。
ですから、この時は
私は、沈黙を守っています。
●効果
初見力がつきます。
幼いほど、自分がミスをすると嫌がりますので
弾く前に(音を出す前に)
楽譜をしっかり確認する・・という姿勢が
自然に身についたと思います。
私が、沈黙してることで
「集中力が中断されない」
「自分で、がんばってさいごまで弾けた」と
達成感がわく。
あとは、トレーニングだけ、ということになります。
沈黙のもうひとつの理由は
余計な争いに時間を浪費しないという
決心でもありました。
親が沈黙しつづけることで
息子達は、勝手に判断してやりきります。
たかが、10分程度の話です。(週に1回だけ)
●方法
チャンスは1回。
今後、最後まで通して弾くチャンスは全て仕上がった時だけ。
日々の練習で、通してひくことは許していません。
毎日の練習時間は20分以内と決めていましたから
練習メニュー(秘)をのぞくと
正味10分程度の中での読譜です。
これを、しっかりこなすことで
翌日以降は、訓練に集中できます。
●まとめ
曲を途中で止めない、ということも自然に身に付きました。
アクシデントがあっても、音楽を止めません。
練習不足で、先生のレッスンや舞台に立たせるという
考えは、全くありませんでした。
練習のやりかたも、覚えてほしいと思っていました。
暗譜力も自然に身につきました。
読譜の段階で、頭に叩き込む、という工程があるのかも?と
思っています。