とても気に入りました。
『音楽嗜好症』オリバーサックス
気に入ると、繰り返ししつこく読む癖があるので
読了までには相当な時間を要すると思います。
間違いなく、お気に入り本の仲間入り。
さて、この数日ずっと同じ章を読んでいます。
第4章 脳の中の音楽ー心象と想像
書き出しがまた素敵なのです。
この書き出しが、この章の全てを表しています。
どうぞ。
「聞こえる旋律は甘美だが、聞こえない旋律はもっと甘美だ。」
ジョン・キーツ ギリシャの壺のオード …p.53
だしぬけに音楽が頭に流れてくる、そんな経験はどなたにでもあるでしょう。
頭のなかで音楽を聞く、
当たり前のように思いますけれど
実は不思議な現象なのです。
どういうことがおこっているのでしょう?
面白すぎて、なかなか次に進めません。
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