司馬遼太郎の書く小説は面白い。
歴史のとらえ方がすごい。
彼はある史実について、あらゆる方面との結びつきを考察している。
足利義政の政治への無関心さは、中国六朝時代から来ているとか。
無理やりといえば無理やりではあるが、
東西南北、古きから現在に至るまで、
深くて広い知識を持ち、
かつそれらが矛盾しないように関係性を紡ぐとは、何事ぞ。
彼のスコトーマは完全に外れており、
ゲシュタルトを生み出す天才だと思う。
知識の断片から新たな関係性を生み出すこと。
これにはやはり膨大な知識が必要であり、
常識に捉われない自由な発想が必要であろう。