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前回の続きです。
オデオン座は1933(昭和8)年8月、藤中富三氏・清水太平氏らが中心となり、旧脇町に劇場を建設することを提唱し、当時、町内の事業家であった森幸雄氏や吉川長次氏に働きかけて協力を得ることになりました。翌年、脇町劇場は西洋モダン風の外観で、回り舞台、奈落などを備えた本格的な芝居小屋として建てられました。
戦前には歌舞伎や浪曲の上演で人気を集め、戦後には歌謡ショー公演や映画上映など地域の憩いの場として親しまれました。
その後、映画の斜陽化と建物の老朽化が重なり、閉館、取り壊される予定でした。しかし、山田洋次監督の松竹映画『虹をつかむ男』のロケ舞台となったことがきっかけで、平成11年に町指定文化財として昭和初期の創建時の姿に修復され、一般公開されることになりました。
毎年「うだつがあがる芝居公演」、「林家一門会」が開催されています。
オデオン座に入ると、このようになっています。
内子座同様、木のぬくもりのある舞台になっています。
舞台から客席を見た写真です。
収容人数は約250人と内子座より少なくなっています。
こちらが舞台上の二階部分になっていて、役者さんの楽屋になっています。
奈落に降りてみました。
人がすれ違える程度の通路幅があります。
奈落から舞台に出る階段はかなり急なものでした。
木製でできており、昔ながらの設備を維持しているようです。
脇町の街並みを見に来ました。
こちらは図書館と書かれていますが、現在は別の場所に移設されています。
2017年までは図書館として活用されていたそうです。
ここ脇町には平成24年に皇太子殿下が行啓されたようで、記念碑が建っていました。
街並みに合わせるかのように、井戸がありました。
水は出ますが、飲料水として使用は出来ません。
次回もよろしくお願いします。
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