日本禁煙学会が、宮崎駿作の『風立ちぬ』に喫煙場面が多いとして配慮を求める要望書をスタジオジブリ側に送った、ということである。
PDFファイルでネットでも閲覧できるようになっている。

喫煙場面が多いだの、「肺結核で入院している妻の手を取りながらの喫煙描写は問題です」だの、学生が友人にタバコをもらう場面は 「未成年者の喫煙を助長し、国内法の「未成年者喫煙禁止法」にも抵触するおそれがあります。」などと指摘し、最後に、「 貴社におきましてもぜひ法令遵守をした映画製作をお願いいたします。」とある。

この文書に、言葉狩りに似た気味悪さを感じたのは私だけではないだろう。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
うすら寒い世の中になりつつあるなぁ。
いや~な気分になったのは確かである。

今年も甲子園はにぎやかである。
連日NHKは放送しっぱなしであり、新聞各社も扱い方が他のスポーツと別格の扱いである。
テレビのニュースや新聞記事には、その学校の名前が繰り返し繰り返し露出する。
これを、宣伝費に換算すると相当な額にのぼるはずである。

野球だから、1回戦の1試合目の1回から最後まで、放送もされ、記事にもされる。
同じ高校生のスポーツとして、他のどの部活動よりも優遇されているのが野球である。

だからこそ、野球部の生徒には他の部活動とは違う “もの” が求められるはずだ。
それは、自分を厳しく律する心構えや行動であったり、求道心であったり、モラルであったり、礼儀であったり、「馬鹿さ加減」であったりする。
高野連がよく、問題行動のあった高校の野球部を対外試合停止にしたり、監督やコーチに処分を下したりするのも、他の部活動とは違う高度な倫理性を求めているからだろう。

だが、これが末端の一野球部員まで浸透しているかというと、そうではないから困ったものだ。
いや、高校生といえばやんちゃ盛りの年代でもある。
そこをわかったうえで、いかに倫理性を彼らの中に植え付けるか。
指導者の苦労は並大抵ではないと思う。
なにせ、幼い頃から「野球」しか考えられない頭に育ってきている生徒が多数いるのだから。

だからこそ、甲子園の実況でアナウンサーが美辞麗句を駆使して、高校野球を「美しいもの」に仕立て上げようとする態度に、疑問を感じざるを得ない。
もう少し、その生徒の「肉声」が聞こえる取材ができないものか。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
ご存知のように、野球には物騒な用語が氾濫しています。
死球、盗塁(二盗・三盗・本盗)、暴投、併殺(二重殺、三重殺)、狭殺、犠打、妨害、振り逃げ。
「死」・「盗」・「暴」・「殺」・「犠」・「妨」・「逃」・・・・
こんな用語が今も生き生きと使われています。
もちろん、それが仮に「併殺」であっても、誰かが「死んだ」なんて誰も思いはしないのだが、ま、このような用語に、少しく違和感を感じざるを得ないのです。

今週はお盆である。
この時期、都会から帰省する卒業生が多い。
久しぶりの宮崎はどう見えるのだろうか。

今日はお昼頃、卒業以来初めて、関東に行っている卒業生と会った。
ジョイフルで食事しながらいろいろ話を聞いた。
高校時代とあまり変わっていない姿に、ほっとする。
が、ほっとしてばかりも困りもの。
「大人になったね」という感じもやはり漂ってくる。

小一時間ほど話をしたか。
それから学校にもどり、校舎を少し歩く。
かつてその生徒も学んだ校舎であるが、卒業してからだと教室が小さく見えたり、駅から学校までの距離がすごく近く感じられたりするものだ。
時間のマジックというべきか、かつてそこにいた時の感覚と、そこを出て今よそで生活している感覚とはずいぶん違うものである。

かつての場所が小さく見えたり、近く見えたりするのは、少しはココロの成長があったということなのかもしれない。
この感覚、誰にでも共通するものなのだろうか。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
休みもあと4日です。

いやあ、暑いなぁ。
こんなに暑いと、きっとどこかで自分を見失ってしまうんじゃないかと不安になる。

ボーッとしていて、曜日を忘れる。
ボーッとしていて、約束を忘れる。
ボーッとしていて、節度を忘れる。
なんてことが起こらないともかぎらない。

しかし、テレビのニュースは連日の猛暑のことばかりクローズアップされる。
国会も閉会中なんだからしかたがないのかもしれないが、「猛暑」・「熱中症」・「搬送」・「不安定」・「経験したことのないような大雨」などという言葉を繰り返し繰り返し聞かされると、自分ではそうでもないのに「熱中症」にかかるんじゃないかとか思ったりするのだ。

そう、テレビから呪文のように流される言葉には、人の思考力を奪う麻酔みたいな効果がある。
「自民、圧倒的優勢」と言われれば、「どうせなら、勝つ政党に入れておこうか」という気持ちになったり、
「改憲、改憲」と叫ばれると、なんだか現行憲法をいつの間にか欠陥品みたいに思ったりしている自分がいたりする。
「アベノミクス」なんて、実体はどこにあるのやら。

こういうまやかしというか、幻術というか、そんなものに負けない強い精神力を持っていなくては。

それにしても、言葉を垂れ流すだけで、ジャーナリストとしてなんら意見を述べないテレビって、いったいなんなんだろう?

今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
ほんま、暑うてかなわんわ。
家でじっとしているだけや。


はも。鱧。
宮崎で取れる鱧は、特に門川町で取れるものを 「門川金鱧」 といってブランド化している。
で、この鱧、どこに出荷されているのか、県内では滅多にお目にかからない。
関西方面にでも出荷されているのか。
京都の名物だもんね、鱧は。

県内で食べるなら、たぶんどこぞの物産館とか、食事処でなくては味わえないようだ。
しかし、居酒屋でも見かけることはほとんどない。

ご当地の名産といいながら、ご当地ではなかなか一般庶民の手に届かない鱧。
これはもう 「まぼろしの魚」 といっても過言ではないのでは?

小骨が多いので処理が大変という事情もあるんだろうが、もちっと流通させてもらっていいんじゃないか。
あ、宮崎大学の学生食堂では、この前までハモのパスタっとか出していたらしい。

宮崎大学×宮崎青島漁協×宮崎大学生協
銀座シルベラードシェフ中原弘光氏 プロデュース
青島獲れのハモを洋食でいただく

という企画だったらしい。

しかし、一般に流通しないと県民にも認知されないのではないか。
鱧を気軽に食べられるようにしてくれないかな。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
カモン・エブリバディならぬ、ハモン・エブリバディ!