減税効果、環境思考、メディアの煽りが後押ししていることは
いうまでもないが、あいかわらずハイブリッド車が好調である。
さてそのハイブリッド車、「静かすぎて危険」との指摘が再三出ている。
そして、対策を検討してきた国土交通省の委員会は、新車エンジン音に似た疑似的な
人工音を付けることを義務付けるなどの対策案をまとめたらしい。
背後から迫ってきても気付かないからであり、それを危険と感じ、
不安に襲われる人を減らし、事故防止に繋がるということだろう。
こういった進化に伴う微妙な歪みは、どんなものでも感じる。
クルマ社会として舗装路は絶対に必要であるが、公害と騒音を生み、
子供たちを遊ばせる場所も減ってしまった。
自動販売機で気軽にモノが買えることにより、人と接することが減った。
飽食の時代により、食べられるものでも捨てる習慣が出来たことで、
モノの大切さは希薄になった。
携帯電話にてメールを気軽に出来るようになったけれど、
なにげに変換している漢字を書けない人が多くなった。
そして、リアルなゲーム機、迫真の映画、加工技術のレベルアップにより
実際の戦争やテロ行為などによるテレビ中継の世界は、
どこかで見たワンシーンのように感じられることもあり、緊張感は感じられない。
便利になることで、人は楽になるが、便利さの裏側にあることを考える人は少ない。
自分自身も改めて考えてみようと思う。
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