こんばんは。
優櫻です。
櫻坂46の3期生が約1カ月に渡って東急歌舞伎町タワーで公演を行ってきた新参者が、昨日の夜公演をもって千秋楽となりました。本当にお疲れさまでした。
全10公演のうち私は昨日の公演を配信で見るだけだったんですけど、3期生マジで頼もしいなって思うライブでした。
セットリスト
Overture
M1.夏の近道
M2.Anthem time
MC
M3.思ったよりも寂しくない
M4.それが愛なのね
M5.Microscope
M6.偶然の答え
M7.ブルームーンキス
M8.五月雨よ
MC
M9.Nobody's fault
M10.なぜ恋をして来なかったんだろう?
M11.半信半疑
MC
M12.静寂の暴力
M13.流れ弾
M14.BAN
M15.マモリビト
EN1.Buddies
MC
EN2.櫻坂の詩
WEN1.語るなら未来を…
3期生曲2曲から始まって、MCを挟んだら先輩たちが歌ってきた曲。
おもさびの美青ちゃんの「誰もが恐れていたんだね」のところの低音良かったし、それ愛センターのしーちゃんは内巻きとあの前髪の感じが大人っぽくて良かったし、Microscopeはりかたんのセンターがハマり役過ぎて超かわいかったんですけど、
一つ目の山として感情が昂ったのは『偶然の答え』。月曜日の櫻坂のさでオンエアされて、ライブで見れないかなと思っていた矢先にセトリに入って来ました。私はこの曲のライブパフォーマンスを見るとなぜだか涙が出てきてしまう体質になってしまっているんですが、今回も駄目でした。なんなら、今回が一番泣いたかもしれない。曲自体が良いっていうのと、ライブで久々に見るっていうのもあったけど、3期生のパフォーマンスが良くなかったらこんなには泣いてないとは思います。すごく良かった。
からのブルームーンキスは感情おかしくなるし(笑)、五月雨よとノバフォ&ゆーづのコールアンドレスポンスはおもてなし会を思い出して懐かしさを感じるとともに「もう随分前のような気がするけどまだ9カ月前なのか」という信じられない気持ち。
3期生がノバフォ衣装で出てきたのも感慨深いものがありました。この前のアニラと新参者で、3期生の櫻坂46の一員感が一段と増してきたような感じがしますよね。
なぜ恋の糸パフォーマンスは、美青ちゃんに糸を巻きつけている時から「大丈夫かな?」っていう感じで見ていましたが、ちょっと失敗しちゃいましたね。仕方ない。予定調和で行かないのもライブだし、糸が腕に絡まってても美青ちゃんがめちゃくちゃ堂々としていたのには拍手です。引きの定点映像だったら全然分からないんじゃないかな。
半信半疑でセンターやってた美羽ちゃんは、おバカ女王獲ったり短期バイトのように顔面パイチキンレースを処理したりしている子とは思えない表現力の高さ。あれはヤバい。えんりこちゃんの流れ弾も、ドキュメンタリー映像から見ていると本当にすごい成長したなって感じてきますよね。
順番前後したけど、静寂の暴力は凄かった。皆が全身全霊踊っている姿は心を掴まれるし、アニラの余韻が抜けきってない状況で1週間前を彷彿とさせる大サビ前の静寂。あれだけ魅せられるのは、本当にグループの「新参者」とは思えない。そして間髪入れずにBANですからね。エグいな、このセトリ。スペシャルBANだと先輩パートになる「"変わらない"っていけないことなの?」も良かったし、センターのりかたんに関しては言うまでもない。マジで最高。
そして本編ラストはマモリビト。こんなぎの口上からの全身全霊のパフォーマンス。見ていて魂が震える感じがしました。本当にね、この子たちが櫻坂46に入って来てくれたことは本当に幸運だな、って思います。こんな人材が11人揃うのは奇跡以外の何物でもないと思います。
アンコールはBuddiesと櫻坂の詩。目に涙を浮かべるメンバーもいて、これが全部出し切った達成感の涙だったら良いなって思います。およそ1カ月、アニラもあって選抜組は音楽番組もあって、この日も1日2公演ですからね。
素敵なライブをありがとう3期生…と思ったら電気が点かない。もしかしたら千秋楽だしWアンコールあるかな、って思っていたら本気でやるんだ、と。会場のBuddiesも声出てましたね~。
しばらくしてメンバーが出てきて。Wアンコールやるなら夏の近道かなーって個人的に思っていたので、まず着替えて出てきたことにちょっと「あれ?」って思う。それで、美羽ちゃんの寄りの画になった時は配信を見ながら一人「えっ!?」って声が出る。3年あまり欅坂46をリアルタイムで追いかけてきた経験のある人間なので、あの衣装が何の衣装なのかを理解するのには時間は必要なかった。まさか…と思いながら、美羽ちゃんの口上を聴く。そして『語るなら未来を…』のイントロがかかる。
いやもう、最後の最後にカタミラ持って来るのはやばすぎるよな。
今週ゆいぽんさんの卒業が発表されて、「ぽんさん卒業したら、まだ1期生は3人いるけど、いよいよっていう感じがするな」と思う部分がありました、正直。そんなタイミングで、欅坂46としての活動を経験していない3期生がカタミラをやるということ。嬉しかったです。櫻坂46だけでなくて、その根の部分にある欅坂46の歴史・スピリットも大切にしてくれるようで。
櫻坂46が欅坂46の頃の曲をやることに対して、私はあまり乗り気ではないんです。
1期生が卒業する時とか特別な時は別として、やっぱり覚悟を持って改名したんだから、それなのに欅坂の頃の曲を当たり前のようにやったら「頼っている」ようで違うよなと感じるので。
だけど同時に、欅坂・櫻坂の垣根を取っ払って「そんなことどうでもいいよね」って思えるようになった時が、「欅坂46を超えろ」が達成された時なのかなとも思っていて。
それで言ったら、今回3期生が欅坂の頃の曲をパフォーマンスしたのは、また櫻坂46が一つ前に進んだことを表す象徴的な出来事なのかな、って思います。
そもそも、今回のパフォーマンスはめちゃくちゃメッセージが込められていますからね。濫発しているわけじゃないから普通に大歓迎。何だかんだ言っても、私は欅坂46が好きなので。あのグループが大切にしてきたものが受け継がれていくのは本当に嬉しいんですよね。ただただありがとうという気持ちです。
ただ、何か言う人もいるんだろうなーと思っていたら案の定いて(苦笑)。それも大まかに二パターンに分けられるのかなと思うのですが…
櫻坂になってからBuddiesになった人たちが「急にやられても」ってなるのはまあ理解できるかなと。例えとして、中学校でAくんとBくんとCくんが友達になって3人で楽しく放課後過ごしていたのに、急に同じ小学校のAくんとBくんが小学校時代の思い出話をし始めたら、別の小学校だったCくんは確かにいい気はしないよなって考えてみればね。
でも今回だったら、「じゃあこれを機に、新規Buddiesさんも欅坂46の足跡を振り返ってみませんか? 理解が深まれば、もっと櫻坂46のことが好きになると思いますよ」って、新規と古参で互いを突き放さずに手を取り合えるんじゃないかなと思うんですよね。なにせAAAの投票であれだけ結託できたわけですから。
しかしもう一つの、欅坂の亡霊の過激派。この層は…、ね。
別に美しい思い出を大切にしていることは素晴らしいことだと思いますし、変に口出ししてこなければいいのに。
まあおそらく大抵は文字情報しか見ていないでしょうから、まずはパフォーマンスを見てほしいなっていうのが一つ。
欅坂のファンは結構見ている人多いんじゃないかなーっていう映画のセリフをアレンジしつつ拝借して申し上げるなら、「気に入らないって言うのは構わない。でも見てから判断しなさい。そうでなきゃ卑怯よ。」っていうところですね。
どうせ見ないだろうけど(苦笑)。
っていう愚痴はほどほどにしておきまして、
本当に3期生の皆、お疲れさまでした! めちゃくちゃ心打たれるライブで、配信ではあるけどチケット買って良かったと思っています。
今回の夜公演だと、だく様といとマメのセンターを見られなかったのはちょっと残念な部分ではあったけど、それは宿題ということですね。
今日は早速ミーグリがあるし、この先も忙しい日が続くと思いますが、体調には気を付けて駆け抜けていってほしいです。