2010年春シーズン第6戦目、相手は王者MR。
毎年苦しめられる最大のライバルを迎え、30分×3本の試合がキックオフした。

この日はこんぷ対MRらしくこんぷが前に出ればMRが前に出る.MRが前に出ればこんぷが前に出るの繰り返し.
前に出る形は違うが、お互い譲らない。
この日NO8デビューの青木貴は豪快なブレイクを見せれば、PR佐藤の十八番ジャッカルも飛び出す.HOに飯野が入りFWは重さが増した.
こんぷはキックを中心に前に出る。
しかしこの日はミスが止まらない.
SO真鍋のロングキックからチャンスを作るもミス.
ラインアウトからのミス.大事な試合でミスは致命的な事態になりかねない.
もっと精度を上げていかなければならない.

2本目、今度は逆にMRはキックを中心に攻めてくる.今回はDFの時間が長くなる.
HO梅崎の刺さるタックルやCTB山田のタッチを味方にしたタックルなど良いDFは随所に見られた.
MR戦で大切なのは我慢.DFで前に出れば相手のミスを誘うことができる.
しかし目立ったのは引き倒しのタックルやなかなか倒すことのできないタックル.
特にゴール前ラックサイドでの引き倒しは相手のトライに繋がってしまう.
タックルの基本は前で倒す.そして捲ることを心がけよう.
MRには捲られ続けた.こんぷもそれが強くなる鍵だろう.

3本目、こんぷはSO長嶺のキックセンスを生かし、スーパーキックを連発させる.
キックで前に出てFWでトライを取るという理想的な形も生まれる.
しかし、MRの鋭いアタックにやられこんぷは後退してしまう.
立て続けにタテを割られ苦しい試合になってしまった.

この試合は課題だらけだ.
まずはラックサイドのDF.みんなジャッカルを狙いすぎ.まずは捲ることを狙って無理ならジャッカルに切り替えよう.
ひっくり返すようなタックルをすればDFで前に出れるよ.

次に、DFラインが引きすぎ.SOのキャッチまでは前に出よう.
SOのマークが前に出れば全体が前に出ることができる.練習から意識付けをさせたいと思う.

あとはピラーやポストに立つのがまだ遅いかな.もっともっと走れるよ.がんばって順目に走ろう.

ラインアウトはもちろん大きな課題.

この日はMRのペースに呑まれてしまった.相手がどこでも関係ない.いつも通りのこんぷのラグビーをしよう!何も考えなくていいからただいつも通りで.

そして一番重要なのは、みんなセットが遅い!!
強いチームはだらだらセットはしないからね.
練習から早いセットを意識しよう.


この試合の個人的なMVPは…まずはミネくん.調子にのるからこれ以上は書きません(笑)
あとは…イイちゃんかな.安定感はやっぱり抜群.ランメ頑張ろうね!

メンバー
①佐藤
②飯野
③二宮
④篠田
⑤上原
⑥小神野
⑦秋庭
⑧青木貴
⑨廣長
⑩真鍋
⑪田中耕
⑫山田
⑬石原
⑭杉本
⑮渡部

①佐々木
②梅崎
③飯野
④篠田
⑤上原
⑥佐藤
⑦青木龍
⑧三澤
⑨水谷亘
⑩真鍋→長嶺
⑪渕上
⑫新井
⑬山田
⑭近藤
⑮渡部

①佐々木
②梅崎
③二宮
④秋庭
⑤上原
⑥小神野
⑦三澤
⑧青木貴
⑨吉村
⑩長嶺
⑪田中耕→石原
⑫新井
⑬杉本
⑭近藤
⑮糸瀬


レフェリーをしてくださった西さん、観戦に来てくださったはじめさん、ゆーすけさん、山本さんありがとうございました(^O^)

試合お疲れ様でした。BYB戦の観戦記を秋庭が書きます。


6/6(日) 13:00~ 30分×2 江戸川グラウンド

前半は風上、BYボールでキックオフ。

開始6分、敵陣22m内の右スクラムから8単、ラックからさとぅがピックしてトライ。

その後も敵陣でのプレーが続き、ペナルティキックから敵陣22m左マイボールラインアウト。

そこから、ゴール前はFWでこだわって、最後はモールから小神野が持ち出して2本目のトライ。

3本目は敵陣右スクラムからみねのロングパス、くわがもらってそのままトライ。

前半は、敵陣でプレーできたことが評価できますね。まだまだ甘い部分もありますが、二人目の意識がよくなっていると思います。BKの短めのパスとキックも効果的でした。

さて肝心のディフェンスですが、「アップ」と「コースを埋める意識」がまだ足りないと思います。

FWはもっと内からプレッシャーをかけるべきだし、BKは相手のパスが遅かったので、がっつりタックル行けたと思います。




さて、後半です。後半の序盤はなかなか攻めきれませんでした。こんぷの反則が目立ちました。毎試合言われることですが、反則は減らしましょう。ノーぺナで!


後半7分。相手のハイパンをゆうたがキャッチ、そのまま走って大きくゲイン、ラックを作ってひろちょう→やすでトライ。BKのビックゲインにFWがついていけてるのはよいですね。


その後、しばらくこんぷは自陣のディフェンスが続きましたが、ラックでターンオーバー→キックで相手が落としたボールをいとせが拾ってそのまま独走トライ。


後半は、自陣でディフェンスする時間が長かったです。自由にアタックさせてしまいました。スタンド周辺のアタックが多かったのですが、そこにプレッシャーをかけられなかったのは大きな反省点です。ディフェンスはまず1、2、3、スタンドからです。そこでアタッカルして相手にリズムを作らせないようなディフェンスをしましょう。




前半終了間際に相手ペナルティキックのあと、敵ラインアウトモールからスタンドの内を簡単に抜かれてしまいました。ディフェンスは15人でしているという意識を持ちましょう。

対面のプレーヤーにタックルするのは当たり前です。内に切ってくることもあるし、一人目がずらされることもあります。自分がボールキャリアーの対面にいないときになにをすべきかを考えてプレーするようにしましょう。

例えば、タックルした後に倒れて(次のプレーに0,1秒でも早く参加するために)早く起き上がろうとするのも大事なディフェンスです。15人でディフェンスしましょう!



次の相手はMRCです。相手がどのチームであれ、目標は零封で!





5月16日(日)12:00
ついにやってきた『石原組』大一番相手はでかく、走れる『石原組』の実力をはかる絶好のチャンス…そこに待っていたものは。
30分×3本の試合がマイボールキックオフで始まった



この日のテーマはもちろん『完封』。初戦からかがけて来たからこそ、いや1部との相手だからこそ、達成したい。
しかし………開始0分キックオフの相手の蹴り返しからWTB桑原(前日22歳になったばかり。この日フル出場!)のキャッチからのラック→SO長嶺のキックをくるみLOにチャージされそのままトライ。またしても『完封』の夢ついえる。
直後のキックオフはダイレクト…悪い流れ…このままズルズル行ってしまうのか。だがここでは崩れない
ここからはお互いの我慢の連続。くるみが身体の強さを活かして立って繋ぐラグビーを見せれば、こんぷも再三ラインブレイクをみせる。
だがやはり今までの相手とは違う。幾度となく攻め込むも、孤立からのターンオーバー、ゴール前モールも後一歩のところで止められ、敵陣10㍍あたりのスクラムからの9→15田中(この日幾度となく見せたランは流石!)が抜けたところ(このハーフ一番のチャンス)も、最後の敵FBとの2対1のてころで14伊藤との連携合わずノックオン。さらには敵陣ラックから9→10→4で上原が抜けたところも最後の繋ぎのところでミス。敵キックからの再三の快速WTB伊藤(キャッチは抜群の安定感)のカウンターもことごとく止められる。
数々のチャンスを活かせないまま最初のハーフ終了。
課題も収穫も見れたハーフとなった。相手の立って繋いで来る相手への対応。ブレイクダウンの攻防。まだまだ球だしが遅い。孤立だったり、ボールが出ないところが多々見られた。後は判断のところ。カウンターのところだったり、攻める地域だったり。
後はセットプレーの安定。スクラム、ラインアウトはもう少し安定したいかな。
収穫としては、最初の1本に相手の得点を抑えたこと。攻め込まれても身体を張ったディフェンスで相手を止めつづけた。後は何度か見られた、テンポアップしたときの展開。間違えなくラインブレイクできるし、攻め込める。ここは自信を持っていいと思うし、1部でも通用する。
だからこそ、敵陣でプレーすることと、ブレイクダウンのところを意識して欲しい。



2ハーフ目
キックオフ直後の蹴り合いから得たラインアウトから、SO長嶺の22メートル手前に絶妙に落とすハイパン→CTB新井のどんぴしゃタックルから敵陣進入するも、自分たちのミスから、チャンスを活かせない。その後は自陣から攻めて来る相手に苦しめられながらも相手のミスにも助けられ一進一退の攻防が続く。
そして、14分敵陣ゴール前スクラムからFL小神野の相変わらずの素早い出足からのチャージ!で得た5メートルスクラムも混戦からFWがボールを奪われチャンスを活かせず。
自分たちのミスでチャンスを掴めない悪い流れ。しかしようやくその時は来た。迎えた22分この日ことごとく自陣から回して来る相手に対して、粘りのディフェンスで途中出場のSO真鍋が相手WTBをタッチに出して得たゴール前ラインアウトモールから最後はFL小神野が飛び込みトライ。
ついに悪い流れは断ち切った。25分SO真鍋のキック→チェイスからボールゲットし、敵陣進入。その後得た、敵陣ゴール前敵ボールラインアウトから相手のミス→最後はPR飯野が身体を活かしたドライブからトライ。イイチャンやってくれるね~!
そこからは焦る相手のミスにも助けられるとともにこんぷも粘りのディフェンスでそのまま2ハーフ目終了。


 この試合の課題としては、1ハーフ目よりブレイクダウンの攻防は良かったもののセットプレーの不安定さが目だった。みんなで練習しよう!後は、何度かあった人と人との間を抜かれるシーン。その後の相手ミスがあったからいいものの、トライに繋がってもおかしくはなかった。いつも「声でディフェンスしよう」って言われてるよね。コミュニケーション取り合いましょー。さらには、ミスが目立ちました。単純なノックオンが非常に多かったです。ボールは大事にね!強い相手にはミスから一気に逆襲されちゃうよ。後はミスが起こった後の処理ね。セルフジャッジはいかんよ!
 成果としては、キックチェイスのディフェンス。何度もボールゲットしてたし、非常に良かったです。
後はエリアマネジメント。敵陣でプレーする時間が多かったから、危なげないシーンは少なかった。
球だしの面でも、非常にボール出てたし良かったです。


3ハーフ目
開始直後のキックオフの攻防から、ポイントサイドを抜かれたり、ラインの間を抜かれたりと嫌なムードもまたしても相手のミスに助けられる。
その後はこの日キックが絶好調!SO真鍋の絶妙キックで敵陣進入。
ここからは……ついに来た!WTB伊藤の個人技ショー!キックのカウンターからするすると抜けて行き60メートル独走トライ。
5分後SO真鍋の天才的左足キックで敵陣進入。その後、またしてもキックカウンターから、WTB伊藤が40メートル独走トライ。
12分、ハーフウェイ付近での敵ボールラインアウトからの1センのタテをSO真鍋のスーパータックルからのドヤ顔!この試合一番沸きました!素晴らしい!
15分、ことごとくディフェンスで相手を下げ続け、相手に蹴らせるとCTB山田がチャージ→自ら拾うと絶妙バックフリップで伊藤へパス→またしてもそのまま40メートル走り切りトライ。もう誰にも止められません。笑
直後のキックオフボールをそのまま山田が蹴り返し猛ダッシュ→最後は自ら抑えてトライ!もはや最強です。
その後もキックオフからSO真鍋のロングキックで敵陣に入ると、カウンターからできたラックから、9水谷→10真鍋が抜けて→13石原→11桑原と繋ぎトライ。
そして30分、中盤敵スクラムから、相手のパスミスのボールをFL青木タカが拾い60メートル独走トライ。
そのまま試合終了。

 このハーフの課題は、ポイントサイドを抜かれるシーンがあったこと。1度だけだけど、そこは1回でも抜かれたら命取りになるから、日頃から気をつけて。いつも練習してるよね。
 

 成果はまず前に出るディフェンス。セットからのディフェンスは相手にゲインを切られることもなく、素晴らしかったです。
あとはキックオフが安定してたこと。FL元気のキックオフキャッチからの敵をかわしてゲインしていくシーンが何度も見られ見事でした。
さらにはSO真鍋のエリアマネジメント。絶妙キックで常に敵陣でプレーできたかな。ナイスでした。
後はno8青木龍が見せた、自分たちのミスからのセービング。ああいう泥臭いプレー好きです。


全体としては、両チームともミスが多い試合でした。1つのミスが命取りになることは多々あるので気をつけましょー。
最初に1本取られたもののその後は取られなかったのは自信を持っていいと思います。
次こそは是非『完封』しよー!

以上ひろちょーがお送りしました。