5月16日(日)12:00
ついにやってきた『石原組』大一番
相手はでかく、走れる
『石原組』の実力をはかる絶好のチャンス…そこに待っていたものは。
30分×3本の試合がマイボールキックオフで始まった![]()
この日のテーマはもちろん『完封』。初戦からかがけて来たからこそ、いや1部との相手だからこそ、達成したい。
しかし………開始0分キックオフの相手の蹴り返しからWTB桑原(前日22歳になったばかり。この日フル出場!)のキャッチからのラック→SO長嶺のキックをくるみLOにチャージされそのままトライ。またしても『完封』の夢ついえる。
直後のキックオフはダイレクト…悪い流れ…このままズルズル行ってしまうのか。だがここでは崩れない![]()
ここからはお互いの我慢の連続。くるみが身体の強さを活かして立って繋ぐラグビーを見せれば、こんぷも再三ラインブレイクをみせる。
だがやはり今までの相手とは違う。幾度となく攻め込むも、孤立からのターンオーバー、ゴール前モールも後一歩のところで止められ、敵陣10㍍あたりのスクラムからの9→15田中(この日幾度となく見せたランは流石!)が抜けたところ(このハーフ一番のチャンス)も、最後の敵FBとの2対1のてころで14伊藤との連携合わずノックオン。さらには敵陣ラックから9→10→4で上原が抜けたところも最後の繋ぎのところでミス。敵キックからの再三の快速WTB伊藤(キャッチは抜群の安定感)のカウンターもことごとく止められる。
数々のチャンスを活かせないまま最初のハーフ終了。
課題も収穫も見れたハーフとなった。相手の立って繋いで来る相手への対応。ブレイクダウンの攻防。まだまだ球だしが遅い。孤立だったり、ボールが出ないところが多々見られた。後は判断のところ。カウンターのところだったり、攻める地域だったり。
後はセットプレーの安定。スクラム、ラインアウトはもう少し安定したいかな。
収穫としては、最初の1本に相手の得点を抑えたこと。攻め込まれても身体を張ったディフェンスで相手を止めつづけた。後は何度か見られた、テンポアップしたときの展開。間違えなくラインブレイクできるし、攻め込める。ここは自信を持っていいと思うし、1部でも通用する。
だからこそ、敵陣でプレーすることと、ブレイクダウンのところを意識して欲しい。
2ハーフ目
キックオフ直後の蹴り合いから得たラインアウトから、SO長嶺の22メートル手前に絶妙に落とすハイパン→CTB新井のどんぴしゃタックルから敵陣進入するも、自分たちのミスから、チャンスを活かせない。その後は自陣から攻めて来る相手に苦しめられながらも相手のミスにも助けられ一進一退の攻防が続く。
そして、14分敵陣ゴール前スクラムからFL小神野の相変わらずの素早い出足からのチャージ!で得た5メートルスクラムも混戦からFWがボールを奪われチャンスを活かせず。
自分たちのミスでチャンスを掴めない悪い流れ。しかしようやくその時は来た。迎えた22分この日ことごとく自陣から回して来る相手に対して、粘りのディフェンスで途中出場のSO真鍋が相手WTBをタッチに出して得たゴール前ラインアウトモールから最後はFL小神野が飛び込みトライ。
ついに悪い流れは断ち切った。25分SO真鍋のキック→チェイスからボールゲットし、敵陣進入。その後得た、敵陣ゴール前敵ボールラインアウトから相手のミス→最後はPR飯野が身体を活かしたドライブからトライ。イイチャンやってくれるね~!
そこからは焦る相手のミスにも助けられるとともにこんぷも粘りのディフェンスでそのまま2ハーフ目終了。
この試合の課題としては、1ハーフ目よりブレイクダウンの攻防は良かったもののセットプレーの不安定さが目だった。みんなで練習しよう!後は、何度かあった人と人との間を抜かれるシーン。その後の相手ミスがあったからいいものの、トライに繋がってもおかしくはなかった。いつも「声でディフェンスしよう」って言われてるよね。コミュニケーション取り合いましょー。さらには、ミスが目立ちました。単純なノックオンが非常に多かったです。ボールは大事にね!強い相手にはミスから一気に逆襲されちゃうよ。後はミスが起こった後の処理ね。セルフジャッジはいかんよ!
成果としては、キックチェイスのディフェンス。何度もボールゲットしてたし、非常に良かったです。
後はエリアマネジメント。敵陣でプレーする時間が多かったから、危なげないシーンは少なかった。
球だしの面でも、非常にボール出てたし良かったです。
3ハーフ目
開始直後のキックオフの攻防から、ポイントサイドを抜かれたり、ラインの間を抜かれたりと嫌なムードもまたしても相手のミスに助けられる。
その後はこの日キックが絶好調!SO真鍋の絶妙キックで敵陣進入。
ここからは……ついに来た!WTB伊藤の個人技ショー!キックのカウンターからするすると抜けて行き60メートル独走トライ。
5分後SO真鍋の天才的左足キックで敵陣進入。その後、またしてもキックカウンターから、WTB伊藤が40メートル独走トライ。
12分、ハーフウェイ付近での敵ボールラインアウトからの1センのタテをSO真鍋のスーパータックルからのドヤ顔!この試合一番沸きました!素晴らしい!
15分、ことごとくディフェンスで相手を下げ続け、相手に蹴らせるとCTB山田がチャージ→自ら拾うと絶妙バックフリップで伊藤へパス→またしてもそのまま40メートル走り切りトライ。もう誰にも止められません。笑
直後のキックオフボールをそのまま山田が蹴り返し猛ダッシュ→最後は自ら抑えてトライ!もはや最強です。
その後もキックオフからSO真鍋のロングキックで敵陣に入ると、カウンターからできたラックから、9水谷→10真鍋が抜けて→13石原→11桑原と繋ぎトライ。
そして30分、中盤敵スクラムから、相手のパスミスのボールをFL青木タカが拾い60メートル独走トライ。
そのまま試合終了。
このハーフの課題は、ポイントサイドを抜かれるシーンがあったこと。1度だけだけど、そこは1回でも抜かれたら命取りになるから、日頃から気をつけて。いつも練習してるよね。
成果はまず前に出るディフェンス。セットからのディフェンスは相手にゲインを切られることもなく、素晴らしかったです。
あとはキックオフが安定してたこと。FL元気のキックオフキャッチからの敵をかわしてゲインしていくシーンが何度も見られ見事でした。
さらにはSO真鍋のエリアマネジメント。絶妙キックで常に敵陣でプレーできたかな。ナイスでした。
後はno8青木龍が見せた、自分たちのミスからのセービング。ああいう泥臭いプレー好きです。
全体としては、両チームともミスが多い試合でした。1つのミスが命取りになることは多々あるので気をつけましょー。
最初に1本取られたもののその後は取られなかったのは自信を持っていいと思います。
次こそは是非『完封』しよー!
以上ひろちょーがお送りしました。