癌発見から約二年頑張りました
毎年人間ドッグにかかっていたにもかかわらず
いきなり癌のステージ4だと告げられ
手術も出来ない?状態らしく
自宅で抗がん剤治療の生活でした
周一の診察のため病院通いも
最初の頃は そんなに変化もなく
弱ったり気分の落ち込みはあったのだと思いますが 何ヵ月間は車の運転したり
出掛けて色々食べに行ったりして そんなに気にかけなくても大丈夫なのかなと思っていましたが
やはり体の中は悪い状態に進んでいたようで 抗がん剤を別のものに変えたりして
元々痩せて小柄なので 服を着ていれば そんなに見た目の変化は 元の状態から分からない体型なのですが
だんだんそれでも痩せて 筋力も衰え
そして最近話題のオプシーボ?
免疫で癌細胞をどうにかするっていう高い薬に変えてみる決断になり
今までは一回で30万くらいかかったそうですが
最近保険適用になったらしく 一回7万
それを月二回やるそうで
一回目を済ませ 家で安静にしていたのですが
それから薬が合わなかったのか ただそういう時期だったのか 急に弱りだして
立つのも 座ってるのも辛くなっていたようで
で二回目のオプシーボのため診察に行ったら
肝臓がもう癌細胞でおおわれている?のかなんなのか 薬を飲んでもたどり着かないのかなんなのか
なので 手術でチューブかなにかで直接届けさせる方法を伝えられ
失敗して傷がついて血が出たら命に関わるような感じの話しでしたが
父がやって欲しいとのことだったので 手術のため入院になりました
もうオプシーボにかけるしかなかった為です
でも その後の診察で頭にも転移が確認され
薬も頭には効かないとの事で 抗がん剤投与も本人の判あ断で止めることになりました
その後 最後は家で生活したいとの希望もありましたが
動くのも辛いので 病院なら風呂もトイレも面倒見てくれるからと
見舞いや世話しに行きやすい 近場の病院に入院することになりました
正確な日にちは聞かされていないのですが
やはり抗がん剤治療をやめたからか 弱るスピードもはやく
体もなぜか黄色みがかってきたら 目もよく見えなくなってきていたようです
常に電話を誰かしらに 早朝でも夜中でもかけて 誰か来てくれないかと言っていたようです
なぜか頭に転移した人にはよくある症状?のようです
知人のところもそうだったそうです
そして頭痛が毎日常にひどく 苦しんでいたので
最後の手段といわれる モルヒネ投与が始まり
ある程度落ち着いたようで 苦しんだり 騒いだりは減って 前よりは眠れるようになったようでしたが
だんだんそれでも痛みが軽減されなくなってきたらしく 痛くてしょうがないとのことで
更に強い?のか量を増やしたのか
母から麻酔と聞きましたが モルヒネのことだったのかよくわかりませんが
追加したので 喋ることが出来なくなったと聞きました
その12日の夜 弟とお見舞いに行きました
親戚の方も数人来ており 入れ替わりで交代しました
すでに父は眠っていましたが 勢いをつけて呼吸しているようで もの凄く大変そうに呼吸していて
見ているこちらが苦しくなってくるようでした
先に来ていた母から この薬をやっている以上はもう起きないかもねと言われました
薬を止めると また苦しみだしてしまうので
そして少ししてから 何かを取りに行くと 弟も母も部屋を出たところで 親戚が来たので
一緒に様子を見ていたのですが
ゴボゴボして様子が変なのでよく見てみると 鼻と口から血が溢れてきいて 血ごと呼吸していたのです
どういうこと!?と思ったのですが 鼻から筒のようなものが入っていて 呼吸はできているようなのですが
簡易酸素マスクを軽くとって拭いてあげたりしたのですが 量がすごくて
明らかに苦しそうなので看護師さんを急いで呼び 機械で吸いとっていただき
また数分後には溢れてきて拭いて 吸いとっての繰り返して 酷い状態でした
止血剤もいれてもらっていたのですが なかなか止まらず
落ち着くころには500mlペットボトルくらい?は出ていたかもで
危ないので 自動で定期的に血圧やなんやをみてくれる機械を設置してもらい
ずっと苦しそうに呼吸をしていたのですが
13日の2:50
呼吸もとまり 先生の確認のもと永眠いたしました
69歳でした
手術もなしで二年もよく頑張ったねって 先生に誉められていましたね
ほんと毎日どうなってしまうのか不安をかかえながらの毎日 痛みが出てからの毎日
辛かったと思います
よく頑張ったと思います
お疲れさまでした
そして 色々な人が線香をあげにきてくれています
おそらく本人も喜んでいると思います
ありがとうございます
お世話になりました