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COMPASSUS@shanghai

上海老房子生活の中で魅了されたモノ、デザイン
風景、お仕事、旅行など、日々を記録しています。




時々、心のこもった素敵なカードを頂きます。
メールやSNSで気軽にメッセージを送れる時代に、手書きのカードはやっぱり嬉しいものです。

こちらは、お誕生日に母親から送られてきたカード。
私と夫は同じ月の誕生日なので、いつも対のデザインを選んでくれているようです。
今年は、フクロウとネコ。

中身のメッセージはいつもの通り、ごくごくシンプルなもので数秒で読み終わる感じ。笑
なので、そのまま手紙箱にしまうのもなんだか名残惜しい気持ちがして、
こうやって簡単に額装して飾っています。




実は、ここは我が家のミニキッチン兼玄関の壁。
2007年に改装した際に、この老房子(上海にある古い洋館)に似合うような
アンティーク調の壁紙を探して貼ってもらいました。
その壁紙の色味とカードのスパンコールに合わせて、額縁をカラースプレーで金色へ。

この額縁、元々は黒色でしたが、以前はベッドルームに合わせて銀色にしたりと、
気軽にカラースプレーでイメージチェンジさせて活躍させています。
色味で全く違う印象になるのでお勧めです。

料理を作りながら、なんとなくカードを目にすると、
簡単な料理ばかり作る私をきっと母親は苦笑いするだろうな、、、と
私が実際に苦笑いしています。




ちなみに、カードのネコは、我が家の白猫に似てるから、、、とのこと。
確かに、いつも少しだけ困り顔なところが似ているかも、、、、






上海生活の魅力的なことの1つは、気軽にオーダーメイドが出来ることです。

プラタナス並木の葉が一斉に落ち出すこの時期、暖かい衣類が恋しくなって、
カシミアのオーダーメイド専門店に出向きます。

以前は郊外のカシミア専門の市場まで行っていましたが、今年は近所のお店で。
上海の街中にはこの手のお店が結構あって、
オーダーメイドは中国人の日常に溶け込んでいるようです。




お店には、色々なデザインのサンプルがたくさんあって、その場で購入することも可能ですが、
やはり自分のサイズを測ってもらって、ピッタリのモノを。




こちらは、色サンプルの一部です。
折り方も、一重編み、二重編み、模様編み、などなど色々と選べます。

私は、今回、黒の丸ネックのセーターを発注。
長年大切に使うものだからこそ、あえてオーソドックスなデザインのものを。
でも、服全体の幅と高さの他に、丸ネックの幅や深さ、縁の幅と編み方、
袖の幅や長さ(私は掌の半分まで隠れるのが好き)など、細かく発注します。

実は、今まで思ったような理想の黒いセーターの既製品に出会えてなかったのです。




2週間後に出来あがったセーターがこちら。
見た目は本当に普通の黒いセーターですが、着てみると、
こだわった丸首のラインが綺麗に出て大満足。
そして、やはりカシミア100%、ふんわり暖かくて軽くて幸せな気持ちに。

今は、店頭やネットでも簡単にたくさんのデザインの中から洋服を選べて、すぐに買える時代。
私もネットショッピングも含め、買い物は大好きですが、
こうやって時間を掛けて自分だけの洋服を作ってもらうと、
なんだか少し生活が豊かに感じてきます。

そして、こうやって作ったモノは、やはり長く大切に扱うもの。
そこには、色々な「想い」が込められているからかな、、、と感じるこの頃です。

ちなみに、今回の黒いセーターは、540元でした。重さで価格が決まります。
日本円ですと、10,440円くらいになります。(1RMB=18円 計算)



My Cashmere custom made
小惠高级羊绒定制坊
上海市徐汇区广元路41-5临 近衡山路
136 7185 9393







上海の旧フランス租界地は、老房子(上海にある古い洋館)が多く、プラタナス並木も綺麗で、
このエリアに住んでいるのもあって、よく散歩しています。
散歩中いつも気になるのが、ロートアイアンで作られる門扉のデザイン。




ロートアイアンとは、鉄をハンドワークによって造形していく加工技術のこと。
元々は、刀剣、鎧、蹄鉄などの武具にこの技法が用いられていましたが、
ヨーロッパ中世時代に教会、城郭、都市建造物など、装飾性を兼ね備えたインテリア部材として
使われ始めました。

基本はオーダメイドなので、色々なデザインの門扉を見かけることができます。




中央の円形板が、なんとなくチャイニーズテイストを感じさせます。
両側の門柱の瓦屋根も可愛らしい。




こちらは、アーチ型。縦のラインのねじり加工が綺麗。




菱形を基調としたシンプルなデザイン。




ちょっと間の抜けたデザインに、ユーモアを感じてしまう私。




中央に1つだけ配置された蝶々を見つけて、ちょっとだけ幸せな気持ちに。


門扉を意識して散歩すると、本当にたくさんのデザインがあります。

近代化された都市になればなるほど、街は画一化された同じようなデザインが増え、
その街の個性が消えていきます。

ここ旧フランス租界地が、散歩したくなる豊かな景色だと感じる1つに、
この色々なデザインのロートアイアンの門扉が一役買っていると思います。
個性的な老房子との相性もぴったりです。