上海旧フランス租界地/ロートアイアンデザイン vol.1 | COMPASSUS@shanghai

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上海老房子生活の中で魅了されたモノ、デザイン
風景、お仕事、旅行など、日々を記録しています。




上海の旧フランス租界地は、老房子(上海にある古い洋館)が多く、プラタナス並木も綺麗で、
このエリアに住んでいるのもあって、よく散歩しています。
散歩中いつも気になるのが、ロートアイアンで作られる門扉のデザイン。




ロートアイアンとは、鉄をハンドワークによって造形していく加工技術のこと。
元々は、刀剣、鎧、蹄鉄などの武具にこの技法が用いられていましたが、
ヨーロッパ中世時代に教会、城郭、都市建造物など、装飾性を兼ね備えたインテリア部材として
使われ始めました。

基本はオーダメイドなので、色々なデザインの門扉を見かけることができます。




中央の円形板が、なんとなくチャイニーズテイストを感じさせます。
両側の門柱の瓦屋根も可愛らしい。




こちらは、アーチ型。縦のラインのねじり加工が綺麗。




菱形を基調としたシンプルなデザイン。




ちょっと間の抜けたデザインに、ユーモアを感じてしまう私。




中央に1つだけ配置された蝶々を見つけて、ちょっとだけ幸せな気持ちに。


門扉を意識して散歩すると、本当にたくさんのデザインがあります。

近代化された都市になればなるほど、街は画一化された同じようなデザインが増え、
その街の個性が消えていきます。

ここ旧フランス租界地が、散歩したくなる豊かな景色だと感じる1つに、
この色々なデザインのロートアイアンの門扉が一役買っていると思います。
個性的な老房子との相性もぴったりです。