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COMPASSUS@shanghai

上海老房子生活の中で魅了されたモノ、デザイン
風景、お仕事、旅行など、日々を記録しています。



1月の晴れた朝、凛とした空気の中に清潔な香りが漂います。
11月から水につけておいたヒヤシンスが、ようやく開花したのです。

球根から白い根っこだけが先にぐんぐん伸びて、
花まで咲かせられるのか訝しがっていたのですが、やはり、いつかは花開くものですね。

なんだか勇気づけられたような気がして、予想以上に嬉しくなりました。




ここは、我が家の寝室。
窓の向こうには、ほぼ葉っぱを落とした老木と、隣の老房子の瓦屋根。
上海の冬は、モノトーンの静かで寂しい景色になります。

そんな背景の中、ヒヤシンスの生命力溢れる姿に元気をもらって。




ヒヤシンスを飾っているチャイナスタイルのチェストの上にも、
側に置いている白い引き出しの上にも、同じテーブルランナーを敷いています。

このテーブルランナーは、チャイナドレスに使う生地でオーダーメイドしたものです。
この光沢感が、艶のあるシノワズリテイストに。
こんな風に、テーブルの上だけではなく、チェストの上などでも使えます。

テーブルランナーの生地の色、素材、柄によって、お部屋の雰囲気を変えることが出来るので、
そのまま同じ家具を使って手軽にお部屋のコーディネートをしたい時にもお勧めです。


これから中国のお正月である春節に向けて、お仕事も立て込んできています。
ヒヤシンスの姿と香りが、そんな私を朝から励ましてくれる今日この頃です。







個性的なデザインの扉を見ると、何だかワクワクしてしまいます。
その扉の先にあるであろう生活を、人生を、1つの物語として想像してしまうのです。

この扉の向こうには、どんな人がどんな人生を送っているのだろう。

上海の旧フランス租界地には、個性的な老房子(上海の古い洋館)が多く、
その老房子の玄関にあたるユニークな扉は、いつも私の想像をかき立てます。




壁面のストライプが遠近法となって、この赤い玄関へと視線が吸い込まれます。
菱形が彫られた扉と、手前のロートアイアン製の柵との合わせ技が素敵。




こんなデコラティブな扉の向こう側には、おとぎ話の世界を想像してしまいます。




門枠のチャイナ風デザインとその厚みが魅力的。
赤い扉、その金網の向こうに広がる、しっとりとした暗闇を覗いてみたくなって。




ロートアイアンの素敵な扉。
その静かな佇まいに、ささやかな暮らしを想像してみたり。

丁寧にひとつひとつデザインされた扉たち。老房子の扉は、人の手の温もりを感じさせます。

この手作り感が、温もりのある暮らしを想像させて、
こういった扉を見ると、ワクワク楽しい気持ちになるのかもしれません。




我が家の老房子の玄関。
外門があるのでいつもは開けっ放しです。久しぶりにまじまじと見る木の扉。

この扉の向こう側に、これからどんな生活が待っているのか、今年もまた楽しみです。







明けましておめでとうございます!

今年は、久しぶりに上海での年越しでした。

こちらのお正月は、旧正月の春節がメインなので(今年は2月中旬)、
残念ながら、イマイチ盛り上がりに欠けてしまいます。

少しでもお正月らしい気分を感じようと、お大晦日は、上海最古のお寺、龍華寺へ。
除夜の鐘を聞いてカウントダウン。




ライトアップされて金色に輝く龍華塔。

思ったよりも、たくさんの人と、たくさんの笑顔。
巨大なお線香に火をつけて、見よう見まねで参拝します。




中国の寺院の壁面は、白ではなく黄色、それも山吹色のような鮮やかな黄色が使われています。
その昔、この色は皇帝の色と言われ、建築では宮殿か高貴な寺院にしか使えなかったそうです。

夜のライトアップされた寺院は、その黄色が黄金色に輝いていました。

そういえば、こちらに来てから、金色にもたくさんの色味があることを、
白い金、赤い金、黄色い金など、意識して扱うようになりました。

中国らしい華やかな金色に包まれた年越し、この街のエネルギーをたくさん頂いて、
今年も頑張るぞ、と、すっかり満たされた気持ちに。




翌日の元旦は、お家でのんびり。お雑煮を食べたり、おぜんざいを作ってみたり。
我が家のお餅みたいな白猫と、新年早々風邪をひいた夫と一緒に。

今年も、のびのびと健やかに、この街を楽しみ、味わい、感謝して、
そして、ここに綴っていきたいと思います。

どうぞよろしくお願い致します。