1.17の経験は風化させない様にするには? ~災害時の失敗談を語り継ぐ~
 
 
 
こんにちは♪ 
 
 遊んで 学んで 愉しんで♪
日々遊々のお片付け♪
 
がモットーです(^^)ノ
 
お住まいも、個性も十人十色
お一人お一人の収納個性に寄り添う
具体的な住まい方提案とサポートで
貴女がより輝く舞台を創り上げる
 
お片付けの先生 山口麻里です
 
 
 1.17 多くの犠牲者を出した阪神大震災
失われた尊い命、ご冥福をお祈りいたします
 
 

1.17を忘れない

 
 
 
25年前の1月17日5時台に
阪神大震災は起こりました。
 
私は、当時25歳アパレルメーカー勤務
神戸大丸店の店長を務めており
 
丁度その日は、
いつもより気合の入る棚卸の日でした。
 
 
 
その出勤前の早朝、大きな揺れで
目が覚めます
 
咄嗟に、「机の下!」と思いますが
私の部屋には机はなく
 
隣の部屋へ移動しなければなりません
暴れまくるベッドの上を転がりながら
床に着地し、腰を低くしながらヨロヨロと
這う様に隣の部屋の机の下にもぐり
 
机の脚をしっかりと握りしめながら
とりあえず安心したのを覚えてます。
 
 
 
 

日本人のDNAに刻み込まれた勤勉さが仇となる

 
今日は、棚卸の日。
 
 
店長としての責任感からか、揺れが
収まったら即身支度の為、シャワーを浴び
着替え、さぁ、出ていくぞ!
 
となった際に、3Fに居た父に声を掛けます
 
 
「 行ってきまーす! 」
 
 
即、怒鳴り声で
 
「 あほかーっ!!!」
「 電車が走ってるわけないやろ!!! ラジオを聴け!!!」
 
 
 
 
 
あっ、確かに。
阪急は動いてなさそうだな。(^^)
でも、JRは大丈夫だろう。
 
 
↑どこまでいっても平和ボケの24歳の私
 
 
その後、どうやら勤務先まで足が無い事に
気が付き、本町にある本社に連絡
 
1週間の自宅待機となりました
 
 
 
 

自宅の被害が浅いからと、無茶な行動に出る20代無知な私

 
幸い、我が家は
 
断水は数時間あったものの
 
貯水タンクの水は私が朝シャンで大半使い果たしたものの
 
 
比較的早くに復旧し
建物はもちろん、ガスも電気も問題なく
使用できたのでこたつで暖を取りながら
家族でテレビを囲んで食べて寝て
 
 
おいおい、正月復活か?
的な生活にすぐに戻りました。
 
 
 
 
 
でも、その後わかったことは
ほんの数百メートル先の家は全壊してたり
 
勤務先の他メーカーのスタッフの家は
壁一面を倒れた高速道路に削り落とされ
家に居れない状態になっていたり
 
ショックで精神的不安定になった方も
おられたりと
 
甚大な被害の状況がメディアで明らか
になってきました。
 
 
 
 
 
 

自己満足だけの、現地入り

 
 
その後、先輩が声を掛けてくれて
発生数週間後に神戸に救援物資を
届けることに
 
 
●生理用品 数パック
●婦人用下着 数枚
 
 
↑しかもたったこれだけ。
本当に気持ちの問題?
自己満足の問題ですね。
 
そして、今なら、間違いなくいえます
 
物資よりも、現金振り込み。
 
 
災害時の避難所は物資に溢れ処理に困ることも多い現状です
 
折角届けられた物資も、手配できず溜まるだけになることも
本当に必要なモノは、現地の方が知っています
 
なので、先ずは現金を届け地域で有効に活用頂きましょう。
 
 
 
 
 
 
そして、尼崎市から三宮まで歩きです。
 
 
途中、ビルは倒れ
瓦礫の山、道路も色んな廃材がまだ転がってる
 
20代の女子二人、
軽いリュックとニューバランスの
スニーカーにジーンズ
カジュアルな軽装で
歩いていったわけです。
 
 
 
 
 
 
ハイキングか?
社会見学か?
 
 
↑今考えたら、なんて軽装!
 
 
軍手もない!
食料ももたない!
ヘルメットもない!
防災セットもなにもない!
 
本震の可能性とか、全く考えない
無防備で軽率な行動でした。
 
 
今の私なら、娘が被災地にそんな軽装で
いこうもんならそれこそ当時の父の様に
 
 
 
 
 
「 あほかーっ!!!」
「 救われた命、二次災害で失くす気かーーーっ!!」
 
 
と叫んでますね。
間違いなく。
 
 
 
 
知らないでは、済まされません。
 
大事な命、そしてましてや女性の場合
災害時は、なんでやねん!!と思うくらい
性的な被害に遭う確率が高まるんです。
 
時に、ボランティアで被災地に入った女性も
60代の女性であっても襲われる事例があるなど
女性にとってリスクの高い場にもなりえます。
 
 

どんな経験でも、語り継ぐことの大切さ。

 
24歳の頃のアホな私。
 
そして、この若かりし頃の私の経験と
49歳現在、防災への備えに目覚めた
母から娘へ
 
 
毎年この日に語り継がれます。
 
 
まっ、我が家の場合は
この日以外にも、語りまくってますが(--;)
 
 
image
 
 
 
多くの犠牲を強いたこの日だからこそ
伝える重みが変わることもあると思います
 
一人でも、阪神大震災を知らない世代へ
リアルな体験談と共に、そしてこれからの
備えや対策について
 
被災経験のあるお一人、お一人の口から
語り継ぐこと
 
 
これが、風化させない一つの方法だと
私は思います
 
 
今後、起こりうるやもしれない南海トラフ大震災
それ以外にも多々発生する自然災害に向けて
 
 
日本人って、災害に強い人種だよね!
 
と言われるくらいに、防災への知識が一般的になりたいですね。
 
 
 
 

必要なのは、

 

無駄に怖がることではなく

 



 

● 知識

● 備え

● 一人々のシュミレーションと練習
 



の積み重ね

 

 

 

私も、まだまだ勉強不足ですが(^^)

 

一緒に、生き抜く知恵 学び、語り伝えましょう♪

 

 

 

 

 

 

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。
 

 

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