会社員というのは、会社や上司から期待されている役割や業務を果たしていくことがのぞまれています。

  ということは、それらを果たしておけば良い、というように感じてしまいます。

  本来であれば、営利企業は商売をしているので、営業利益を上げていかなければなりませんが、そこに意識がいかず、粗利ベースで赤字の製品を作っていたり、サービスを提供していたりする従業員が存在する企業が数多くあります。

  粗利ベースで製品を作れば作るほど、また、サービスを提供すればするほど、赤字が累積していく状況を生み出しているのは、何でしょうか?

  赤字でお客様の気をひいて、それ以外の製品やサービスで儲けることで、赤字を消すぐらいの黒字を生み出していくような対応をしてきたのは悪いことではありませんが、時間が経過することで、それらの情報が社内にも社外にも伝えられることがなく、赤字の累積につながっていく製品を作ることやサービスを提供することだけが残っているのではないか、と思います。

  会社員を商売人にしていく必要性が高まっていると思います。

  営業職・技術職・製造職・事務職や、部長職・課長職・係長職・主任職など、色々な職種に切り分けていくと、それだけやっておけば良いと勘違いする会社員が多いです。

  商売人ですと、「お客様に喜んでいただくためにも、自分たちも儲けないといけない」という気持ちになり、Win-Winになるような状況をつくっていくと思います。その積み重ねにより、商売が繁盛していくことにつながっていくのではないでしょうか。

  それが自分自身の役割や業務に軸足を置くやりとりをお客様はじめ関係各位と展開してしまうと、何がしかの綻びが生じるのは間違いありません。

   お客様が何をのぞんでいるのか?
   お客様は気づいていないが、何をしていくと、お客様はお喜びになるのか?
   競合企業はどこか?
   競合企業と差別化した自社の強みは何か?
  
   など、商売の基本を理解した上で、考動していく必要があると思います。

  私は引き続き、商売人を一人でも多く世の中に輩出していくことに邁進していきます。