私は大学卒業後、東証一部上場企業の精密機器部品を開発・販売している会社で、大学および企業の研修室・工場向けにダイレクトセールスをしておりました。
その時代における私の目標は、以下2点に凝縮されていました。
1.与えられた目標数字を達成すること
2.高評価を得ること
その先にあるのは、「年収をアップしていきたいこと」と「出世していきたいこと」でした。
このようなことを抱きながら営業職としてキャリアを積む中で、経営職に興味を持つきっかけがあり、世の中に経営コンサルティング会社なるものがあることを知り、転職することになりました。
営業職としての成果をひっさげて自信をもって経営コンサルティング会社に転職したのですが、転職当社から、高くなっていた鼻をへし折られる状況に日々直面した次第です。
今から考えると、業種軸では、製造業からサービス業へ。職種軸では、営業職から技術職へ。
顧客軸では、管理職以下から経営職へ。本当に転職しましたので、営業職として培ってきた能力やスキルを1から鍛え直さないといけない状況であったと認識できますが、当時は、この程度のことも分かっていませんでした。
駆け出しの経営コンサルタントとしてもがいている過程において、上司から、自分自身の人生を自分らしく生き抜いていくために、以下3点について、今後一生懸命取り組んでいくように指導を受けました。
1.人生のビジョン及びそこに到達するための方針を策定すること
2.1と関連した目標を明確に設定すること
3.2の目標を達成するための計画を立案し、目標達成するまでやり抜くこと
1に関しては、前述した通り、営業職時代の私は、「年収をアップしていきたいこと」や「出世していきたいこと」という、あくまでも自己本位的なビジョンととても言えないものしか、考えるこ
とができなかったです。
現在では、「地球の持続的な発展を実現する観点より、社会を構成する法人の経営活動における様々な課題を経営者と共に解決していくこと」をビジョンとしております。
2に関しては、そのビジョンを実現するためには、当社は永続し続けなければなりません。そのために、当社なりの売上・粗利・営業利益等の目標を設定し、それらを達成しなければなりません。
3に関しては、各種目標を達成するために、「いつまでに、誰が、どこの誰に、何を、どの程度、どのように対応していくのか」を計画として作成していかなければなりません。
作成した計画は、いわゆるPDCAサイクルを回し続け、目標達成をした上で、1のビジョンの到達につながっていくことになります。
経営コンサルティング会社在籍時の上司に指導されたことを、環境変化に応じて、自分なりに真剣・真摯に取り組んできた結果、現段階では、自己実現できる日々を送ることができています。
私を含め、1人1人の人生は本当に掛け替えのないものだと思います。
1人1人の人生が輝くものとなることを祈念しておりますし、このコラムがその一助となれば幸いです。