日々研修講師として活動していく過程で、管理職クラスからは、「部下のうち、心が折れてしまい、職務遂行が効果的に出来ない子が増えている」という声。中堅・若手社員クラスからは、「仕事に魅力を感じない。どう対応したら良いか。アドバイスして欲しい」という声に接する機会が多いと感じています。
なぜ、上記のような相談が私に寄せられるのかを、私なりに考えたところ、「中堅・若手社員が、キャリアビジョンを策定できていないこと」が原因ではないかと考えるに至った次第です。
端的に言うと、中堅・若手社員個々人が、「〇〇年後に、□□が出来ている状態に到達しておきたい」という自分自身の心の中から出てくる想いが出てきていないということです。
この内容がないと、当事者意識を持って、職務遂行過程において直面する問題を解決していこうという前向きな気持ちになれない、からです。
中堅・若手社員がキャリアビジョンを策定できない理由を私なりに考えると、以下記載の内容があげられます。
✓中堅・若手社員が目先のことに追われていて、自分自身のありたい姿を考える余裕がない。
✓中堅・若手社員が自分自身のありたい姿を立てることで、それらを実現する手段として職務遂
行を活用することを習っていない。
✓職場として、中堅・若手社員にキャリアビジョンを策定することで、職務遂行を有効活用して、それらの実現をしていくことについて教えていない。
✓職場を管理する管理職自身、上記内容について知らないし、出来ていない。
3年先でなくても1年先のことでよいですから、職場として、中堅・若手社員に、「どうなっていきたいのか?」と問いかけていっていただきたいです。
そのような機会がある状況下で、中堅・若手社員自身のキャリアを当事者意識を持って考えていくのではないでしょうか?
夢と希望は自分自身で抱かなくてはなりません。
夢と希望を感じずに社会人デビューした人材が多くなっている印象を受けていますので、是非、夢と希望を抱かせていく働きかけを職場単位でしていくよう方向付けしてください。
夢と希望を持っている方は、前向きに取り組むことができます。