昨日、北大医学セミナーに参加させていただきました。
北海道こども診療内科氏家医院の副院長 荒木先生のお話でした。
「睡眠障害」と大人のうつ病の方の眠れない等が症状としてイメージしやすいですが
子どもの場合は大人でもしっかり見ていかないとわからないことが多いそうです。
子どもの睡眠の困り感としてコモドでも聞くのが「夜泣き」です。
これといった原因もなしに毎晩のように決まって泣き出してどう対応していいかわからない…
ということがよくあります。
多くは生後7~9ケ月頃に多いと思いますが、子どもが困り感を感じるというよりも
養育者のストレスが訴えとしては多いというのが先生のお話でした。
子どもの生活習慣だけでなく、大人の生活習慣も子どもにとっては大きく影響があり
子どもは小学生でもおおよそ20時に寝るのが理想だそうですが
テレビが面白い時間帯であったり、そこから夕食を食べる子もいるというのが実態で
どんどん子どもの寝る時間が遅くなっているそうです。
また、戸外で遊ぶ時間が少ないことから日光を浴びる時間が短く「覚醒」がうまく出来ないことや
決まった時間にご飯を食べていないことで生活リズムが崩れたり
入浴の時間帯が遅くなっていること
ゲームやテレビ、タブレットを入眠前に行っていることもあげられていました。
また、ペットボトル飲料に含まれるカフェインの摂取も見落とされがちだそうで
急須で入れるお茶は500mlで飲めないのですが、ペットボトルだと飲めてしまったりすることで
摂取量が増えてしまう等、生活改善から睡眠の質が大きく変わるケースが多いそうです。
睡眠がずれると不登校につながってしまったり
脳の発達への影響や集中力低下からくる学習への意欲の低下、
免疫力低下や肥満や血圧上昇などの身体的な面への影響、
などなど・・・影響の大きさに聞いていてなかなかそこにまで配慮をしていなかった自分に反省しました。
睡眠の配慮としては
室内の温度・音の軽減・明るさの調整や
ゲームやテレビ、充電器を寝室に持ち込まない
日中は日光を浴びる
夕寝をせず、昼寝は15:00までに起こす
食事は決まった時間に
入浴のタイミングを考える(体温が高いと寝れない為)
を改善してそれでもうまく眠れない時は薬物治療という運びだそうです。
お子さんの睡眠の質、少し目を向けてみてはどうでしょうか?
お悩みあれば、一言お知らせください。
田山