鬼頭工業 30年の歩み 280オゾンは工場廃水などの脱臭、脱色、脱酸用に、電力会社、紙・パルプ工業、食品工業、化学工業などのほか、地方自治体の汚水処理施設でも利用されている。当社では、最大直径1,500ミリ、長さ3,000ミリまでの容器を手がけており、現在も三菱電機から感謝されている。 鬼頭工業株式会社|KITO MAC|
鬼頭工業 30年の歩み 278オイルショックに先がける2ヶ月前、三菱電機株式会社福岡製作所で生産していた環境設備“オゾナイザー(商品名)”を当社でも委託生産することになった。オゾン発生用の圧力容器だが、高品質のステンレス製で、高度な溶接技術が要求される。三菱電機では運送コストの低減をめざして、中部地区での委託生産工場を捜していたが、ステンレス溶接に実績を持つ当社に白羽の矢がたてられた。 鬼頭工業株式会社|KITO MAC|
鬼頭工業 30年の歩み 277当社もこの事態を避けることはできなかった。トヨタ自工からの発注済み設備の取り消しもあったが、ドルショックでの尊い経験が生き、す早い対応を行った。涙をのんで希望退職者を募る一方、蓄積技術を生かした受注活動に本腰を入れ始めた。 鬼頭工業株式会社|KITO MAC|
鬼頭工業 30年の歩み 276安定成長時代への対応 昭和48年10月6日に始った第4次中東戦争でアラブ諸国のとった石油戦略は、いわゆる“オイルショック”としてわが国の経済を直撃した。産業界は原材料ストックに狂奔、これが需給の逼迫を招き、トイレットペーパー騒ぎに代表される庶民の買いだめパニックまで引き起した。そして、この事態が高度成長時代から安定成長時代移行の屈折点となった。 鬼頭工業株式会社|KITO MAC|