19年前 | 演技の事なら甲斐に聞け!

演技の事なら甲斐に聞け!

5年前に無職からスタートして、今では東京は新宿、大阪は新大阪とスタジオを構え、地方でも指導し、大手事務所からも講師依頼が来るまでに。そんなポジティブなおじさんが、演技の上達方法や舞台や映画、はたまた業界についての事や質問について書いているブログです。

今日は阪神淡路大震災から19年の日
思い出します・・・19年前


別に関西にいたわけではない私ですが
まさかこんな形でかかわるとは思ってませんでした

19年前の東京・寒い朝の早朝

いつも寝坊助の私がなぜか『はっと』目覚めたんです
そして何気なくTVをつけると
TVの画面の上に『緊急速報』の文字
見ると、関西で大地震があった事を報道していました

そのころは某大手バイク便の社員をしていた私は
へ~と思いながら、ちょっと早いけど身支度をして
バイクにまたがり、会社へ
その時は社員のだれもが

『大きな地震があったね』

的な感じでした

しかし、時間が経つほど
地震の規模の大きさがわかり
みな、事の重大さに気づき始めました

そんな昼食後
課長に呼ばれました

「甲斐君、今からライダーを30人集めて京都に行って
いつ帰ってこれるかわからないけどよろしく!」
「え、なにするんですか?」
「バイクでの物資輸送を担当してください」

なんで私が任命されたかと言うと
・バイクを持っている
・携帯を持っている
でした
今はあたりまえの携帯
この当時はまだマイナー代物で
社でももっているのが
社長、専務、部長、課長、私の4人だけだったのです
まだこのころの携帯は500gあり重く
半日しか電池は持たず
通話するとそれこそ20分でバッテリーが切れてました

それから私は急いで全ライダーにTELして
ライダーを集め、会社に待機
行く先と集合場所が決まったのは
日が暮れた20時近く
雪の降る中、高速度道路をバイク30台で突っ走り
宿泊先の京都に着いたのは
朝方の4時でした
宿には関西外から多くのバイク便ライダーが集まっていました

次の日10時に起こされ
倉庫の前に集合して
そこから物資の配達をしました

物資はセブンイレブンのお弁当やパンなどのです
それをトレーごとバイクに積み
大渋滞の車の間をすり抜けて
大阪や兵庫方面に届けました

今考えると
東北大震災の時にコンビニから東京でさえ商品がなくなって
この先が不安になったりしたことを考えると
セブンイレブンさんはすごい社会貢献をしたと思います
だってバイク便を関東方面から雇って配送しているんだから
配送コストを考えると大赤字です
それよりもコンビニ食べ物があると言うことは
被災地の人には心強かったと思います

そんは事を1週間、京都に滞在しながら
あさ、昼、夜と3回させていただきました


そうそう、京都の宿の人たちに毎日

「ご苦労様」

と感謝の言葉をいただいたこともすごく印象に残っています

今や普通の町に戻っている神戸
東北もきっと、みんなの思いがあれば
すぐに元に戻ると思います

陰ながら応援しています!




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