こんにちは!亮です。

コモンビートのミュージカル第21期東京公演開催まであと1カ月を切りました。
4月14日から始まったプログラムもあと少しで終わり。
キャストは「1カ月前」という目に見えないプレッシャーを感じています。

100人でつくるこのミュージカル。
「やりたい気持ちが参加資格」をうたっているので、
歌やダンス、演技などの「できる/できない」は参加の時点では問いません。

ただ、「ミュージカルをつくる」という目標のもとにみんなで切磋琢磨していくので、
もちろん、それぞれに上手、下手はあるし、できる、できないも目に見えます。
同じ目標のもとに作っていくのだから、お互いに助け合って、励まし合ってやっていきます。

そこにはもちろんぶつかり合いがあります。

できている方からしたら、できていない人に対していらだちを覚えることもあるだろうし、
できてない人だって、いろいろな状況がある。

一概に「できてない」って決めつけて、上下関係をつけるのではなくて、
「一緒に」進んでいくことがとっても大切なのだと思います。

今「できている」人も、前は「できない」人だったわけです。
できるようになるのは、スピードの問題なんじゃないかって最近思います。
だけど、どこかで「自分はできない」って思った瞬間に時が止まってしまうのです。

100日間は全ての時間がひとりひとりのものであり、それはとっても貴重なものです。
だからこそ、一緒に歩んでいくことがとっても必要だと思います。

ひとりひとりが自分に負けないで、「やりきる覚悟」をもって、
自分の「できない」に対して向き合っていく。

できないは「できる」までの過程です。
決して「できない」は結論ではないはずです。

これから1カ月、「できない」からこそ生まれるコミュニケーションを大切にして、
ミュージカルを楽しみ切りたいと思っています。

りょう












こんにちは!亮です。

先日ミュージカル舞台の裏側として衣装製作をご紹介しました。
今度は大道具&舞台スタッフをご紹介!

コモンビートのミュージカルでは以下の写真のような大道具を使います。
真ん中に高さを作り出すための「丸台」を置き、他にも広い舞台を飾りつけるための「パネル」が置かれます。床には「リノリウム」を敷きます。

photo:01

こういった大道具を立込む練習がひとつのプログラムで3回あります。
舞台セットと一緒に練習をすることはキャストにとって、本番をイメージしてできる重要な練習です。

photo:02

そして、「丸台」や「パネル」はシーンに合わせて転換があります。
その転換作業を行なったり、リノリウムの敷き込み、大道具の搬入などを行なうのが、
「ブラックスピリッツ」と呼ばれる舞台転換スタッフです。
彼らはキャストOB・OGから構成されます。プロの舞台監督について、道具の扱いを教わり、
キャストと一緒に舞台にあがります。この舞台スタッフもコモンビートの醍醐味です。


photo:03

ちなみに大道具には大道具搬入作業を手伝った歴代のキャストたちが、
応援メッセージを残しています。コモンビートの舞台にはとってもたくさんの、
人の想いが乗っています。

りょう

こんにちは!亮です。

ミュージカルの華々しさの裏側には、たくさんの人の支えがあります。
コモンビートのミュージカルは「人の気持ち」で成り立っています。

この土日にミュージカル21期東京キャストの合宿がありました。
キャストたちが練習に励む中、衣装製作の方々が作業をしてくれていました。

コモンビートえとせとら(byNPO法人コモンビート)

今年の100人100日プログラムは、20期中部、21期東京、22期関西が平行開催します。
そのため、衣装の受け渡しができないので、21期東京のタイミングで新しい衣装を約150着製作することになりました。デザインから生地の買出し、裁断、縫製などとてもたくさんの行程がかかります。
その作業を、コモンビートのミュージカルの歴代衣装部の方、キャストの中で製作技術を持っている方に呼びかけて行なってもらっています。

150着の衣装をつくることは並大抵のことではありません。
それをプライベートの時間を使って、このミュージカルのために動いてくれています。
本当に感謝しかありません。


コモンビートえとせとら(byNPO法人コモンビート)

この衣装は代々受け継がれていくものです。
ひとつひつに、製作者の想いが刻み込まれています。
大切に大切に使っていきたいと思います。

キャストたちは、自分の見えないところで応援してくれている、支えてくれている存在に気づきます。
そうしたときに初めて、感謝が生まれ、ステージに立つ覚悟が生まれます。

コモンビートえとせとら(byNPO法人コモンビート)

コモンビートのミュージカルが100人100日で完成する裏側には、このような想いがたくさんあります。
そのチカラがあるからこそ、9年間活動できているのだと思います。

全てに感謝して、これからも進み続けたいと思います。

まずは、21期の成功を目指して。

りょう