昔の失敗談を語るシリーズその3。

アメリカに行ったばかりの頃、高校で算数のテストがありました。

英語ができなかったために他の教科はぼろぼろでしたが、
数学だけは英語と関係なく概ね解けるので、好成績をキープしていました。

しかも、高校生なのに、下位レベルの数学のクラスでは、三角形の角度の和をやっていたことに衝撃を受けました。。目

日本ではそれ、小学生で終わっています汗

なので、数学だけは自信満々。

そんなある日、試験を受けていると、やたら問題数が多い。


しばらくすると、
普段クラスであまりできないアメリカ人たちが、次々とテストを終えて、教室を出て行く。

お、おかしい。。。

彼らは、出来なくて諦めたのか!?

教室に残るのが数人になってもなお、
必死に解き進める私。

いよいよおかしいと思ったのか、先生がやってきて声をかけてくれました。

答案用紙を覗き込むと、

お~
You don't have to do this! See, it says "omit".

え??

omitって何?

私のようなまだ渡米後日の浅いESL生(英語を第二外国語とする生徒)は、授業中でもテスト中でも辞書の使用を認められていたので、早速チェック。

omit = 除外、除く

え~叫び

つまり、やらなくていい問題があったの!?

わからない単語なのであまり気に留めていませんでしたが、

確かに、あちこちの問題の下に書かれた、
omitの文字。。。。

私は全部解いていたのでしたガーン

やらなくていい問題まで、問題に載せないでよ。。。

と思いつつ、最後まで頑張ったのでした。

単語1つ知らないだけで、命取りですあせる