この記事は、2016年1月18日に更新の、あのSMAPに分裂・解散報道! 解散阻止にファンがCDの購買運動 政財界からも動きが! と、2016年1月20日日に更新の、1月18日の「SMAP×SMAP」が一部緊急生放送! メンバー5人がファンに語ったメッセージ の続きとなります。
もともと、スポーツ紙としていちばん最初にSMAPの解散・分裂報道を報じたとされる日刊スポーツと、解散については否定していたスポーツニッポンとは、
日刊スポーツ(解散派)VSスポーツニッポン(存続派)
のように、SMAPの解散派と存続派ということで、真っ向から対立する記事が掲載されていたことがありました。
2016年1月18日の「SMAP×SMAP」(以下、スマスマ)の緊急生放送終了後も、これまたマスコミ各社がさまざまな角度で報じていたのでした。
しかも、分裂・解散報道以上に情報が錯綜していたので、ますます何が本当で何か本当でないのかわからなくなっています。
最近では、スポーツ紙でも、ジャニーズ事務所を独立しようとした、中居正弘さん、草彅剛さん、稲垣吾郎さん、香取慎吾さんによるメンバー4人が悪いといったような、藤島メリー泰子副社長(以下、メリー副社長)と木村拓哉さんを援護する記事も掲載されているようです。
そういった、一体何が本当かどうかどうかもわからない情報も含め、スマスマ生放送終了後の反響と余波についての記事を私なりに書いてみることにしましょう。
◆芸能界からもSMAP存続に安堵の声やエールが続々 裏番組であるはずの「報道ステーション」のキャスター古館伊知郎もSMAPにエールを送っていた!
スマスマの生放送により、SMAPが今後も存続することがわかったことで、テレビのニュース、ワイドショーでは、テレビ番組の街頭インタビューでのファンはもちろん、飲食店のテレビで生放送を見ていた様子が映っていた一般の方からも安堵の声が聞かれました。
視聴率も、平均31.2%だったそうですし、瞬間最高視聴率ともなれば37.2%と、もう少しで昨年の第66回「NHK紅白歌合戦」に届くような高視聴率となっていたそうですからね!
スマスマの生放送については、芸能界からも多くの芸能人からの喜びのコメント&エールが寄せられていました。
ジャニーズ事務所の後輩たちも、芸能ニュースを通じてSMAPが存続することに対しての安堵の声が多く聞かれましたね。
しかも、スマスマの裏番組である、テレビ朝日のニュース番組「報道ステーション」でキャスターを務める古館伊知郎さんも、
「ファンあってのSMAPですから、みなさんいままで以上に自覚して大いに活躍してもらいたいと思う。
タレントというは事務所あってのタレントですし、事務所に対して再度、感謝の念を抱くのは当然ですし、いままで育ててくださった女性マネージャーにも、心の中では全員が感謝の気持ちを持ってこれからがんばって行なってもらいたい」
とエールを送ったという異例の事態が起こったのでした!
しかも、スマスマの生放送翌日ではなく、生放送から十数分後に速報として報じたそうですからね!(驚)
古館さんといえば、今年の3月で「報道ステーション」のキャスターを降板することが決まっています。
だから、まだキャスターであるいまのうちに言いたいことがあれば言っておこうという思いがありそうです。
それが、裏番組のスマスマの生放送終了の10数分後に、速報として異例のエールを送ったことにもつながっていたのかもしれません。
◆SMAPの分裂・解散報道に対し、朝の情報番組で神妙な表情で語ったジャニーズタレントも
ただ、スマスマの緊急生放送で、神妙な面持ちの中にもどこか晴れやかな表情にも見えた木村さんとは対照的に、残り4人のメンバーの表情が沈んでいたのを見ると、果たしてジャニーズ事務所に戻ったのがよかったかのかどうかと思ったのでした。
それに、TBSの朝の情報番組「白熱ライブ ビビット」で司会を務め、SMAPの分裂・解散報道が報じられた際、
「まだ本当かわからないので、僕はSMAPのメンバーが話してくれた状態じゃないと、語るのは難しい」
と心境を語っていた、ジャニーズのバンドを主体としたアイドルグループである、TOKIOの国分太一さん。
実際にスマスマの生放送でメンバー5人が話した後の、翌日放送された「白熱ライブ ビビット」でのコメントでも、
「あの会見を見て、よかったですねと正直言えない部分もあると感じた」
と神妙な表情で語ったそうですからね。
スマスマの生放送で、木村さんをのぞく4人のメンバーの沈んだような表情を見れば、本来なら、芸能人の反応は一様に国分さんのようにあるべきではなかったのではないかと思いました。
◆残留を決めたメンバーには自粛・謹慎のイバラの道が待っているとも報じられていたSMAP 結果としてペナルティーは科さないことに
一時は、ジャニーズ事務所に残留が認められたとしても、メンバー4人にはイバラの道が待っているとまで報じられていたSMAP。
少なくとも4人は、一度は退社して独立すると決めていました。
つまり「独立クーデター」ともいえる反旗を翻していたわけです。
マスコミが報じたところによると、SMAPとしての活動自粛・謹慎は今年の10月以降。
いわゆるペナルティーを科せられる可能性も十分にあり得ると報じていたのでした。
しかし、1月20日の報道によると、ジャニーズ事務所は、木村さんを除く4人のメンバーへのペナルティーは科さない方針であることを発表したそうです。
ということは、先ほど触れた10月以降の活動自粛・謹慎の処分は免れたことになりそうですね?
ただ、どちらかといえばジャニーズ事務所を援護する記事を書いているスポーツ紙からの情報だけに、本当なのかどうかは微妙です。
それに、SMAPのメンバー4人ではなく、事務所内の内紛でSMAPが解散に追い込まれることになったのですから、もしペナルティーを科すのであれば、
社長:ジャニー喜多川さん(弟)
副社長:藤島メリー泰子さん(姉)
副社長:藤島ジュリー景子さん(母親であるメリー副社長の娘)
による、ジャニーズ事務所の幹部たち3人。
特に、言うまでもなくメリー副社長でしょうね。
◆女子マネージャーを引き連れた独立の後ろ盾には、タモリが所属の大手事務所「田辺エージェンシー」があった!
SMAP育ての親である女子チーフマネジャーがメンバー4人を引き連れ、独立を模索していたことは、ネットのスポーツ新聞のニュースサイトでも報じられていたことでもありました。
中居さんら4人は昨年の11月に独立を決めていたそうですし、最初のうちは、木村さんもそのつもりだったそうです。
けれど、メンバーを引き連れて独立するといっても、独立した後はどうするのかがよくわからないままでした。
これを知って、最初私は、女子マネージャーを社長とし、小さくとも所属タレントはSMAP4人による芸能事務所でも立ち上げるのかもと思えたのでした。
でもそうなった場合、メンバー4人の活動そのものをジャニーズ事務所が妨害しそうですけどね。
けれど実は、女子マネージャーは、ただ単にメンバー4人を独立させるだけでなく、その受け入れ先としてひとつの大手事務所の名前が浮上していたのでした。
その大手事務所とは「田辺エージェンシー」です。
この「田辺エージェンシー」が、中居さん、草彅さん、稲垣さん、香取さんによるSMAPメンバー4人の後ろ盾のひとつとして上がっていたのだそうです。
田辺エージェンシーといえば、大物司会者で有名なタモリさんが所属していることでも知られています。
しかも、中居さん、草彅さん、香取さんは、かつて30年にもわたって放送された、フジテレビのお昼のバラエティ番組「笑っていいとも!」のレギュラーを務めていたことがありました。
ですから、受け入れ先の事務所としては申し分ないと言えたでしょうね。
しかし、12月に木村さんがジャニーズ事務所への残留を決断。
これは、木村さんによる事務所への恩義があるだけでなく、奥さんの工藤静香さんか「子供のために事務所に残ってほしい」と言われたのが大きかったみたいです。
考えてみれば、木村さんは結婚しているだけでなく、2人の娘を持つ父親でもあります。
それは私も知っていたものの、今回のSMAPの分裂・解散報道があるまではまったく気にならなかった2人の娘の年齢が、気が付けば長女が13歳で、次女が12歳であったことがわかったのでした。
まだまだ成長の真っただ中で、これからますますお金もかかることを考えれば、木村さんはジャニーズ事務所残留という安泰の道を選ばざるを得なかったのかもしれないとも感じたのでした。
それに、木村さんがジャニーズ事務所に残れば昇進も約束されているとも言われていますからね。
◆SMAP存続だけでなく、「田辺エージェンシー」に入る条件も木村拓哉がキーマンになっていた!
最初、SMAPが存続するかどうかは、木村さんがキーマンになるのではと報じられていました。
しかし、前の項目で書いたことがもし本当であったとしたら、田辺エージェンシーに入る条件についても木村さんがキーマンになったのではとも言えそうです。
これについて、関係者らは、
「SMAP5人なら面倒を見たい」
「木村抜きでは難しい」
「木村と中居は一緒でないと」
ということで、独立が立ち消えた舞台裏に木村さんの存在を挙げていたのでした。
SMAPが存続するかどうかは、木村さんがキーマンと言われていましたが、田辺エージェンシーにSMAPメンバーが5人が移籍するかどうかについても木村さんがキーマンだったと言えそうですね。
◆AKB48のようにはなかなかならうまくいかそうなSMAPメンバー4人における別の事務所への移籍
仮に、今回SMAPのメンバー4人がジャニーズ事務所から独立し、別の事務所に所属。
木村さんだけが残ったとしても、5人で集まりSMAPを続けること自体はできなくもなさそうです。
たとえば、国民的人気女性アイドルグループ(あくまでもマスコミの表現)のAKB48にしても、
「メンバーの 所属違えど AKB」
というAKB48川柳(?)にもありますように、たとえば指原莉乃さんは太田プロダクションで、渡辺麻友さんはプロダクション尾木といったように、メンバーの所属事務所はまちまちでも、グループとしての活動はまったく問題なかったりしますからね。
ただし、AKBとは違い、SMAPの場合は、たとえ事務所か別になることをファンが許したとしても、ジャニーズ事務所は許さないでしょう。
これについて、ある芸能関係者は
「事務所を移籍した場合、最低2年は番組などで使わないという暗黙の了解がある。
そうじゃないとなんでもありになってしまう。
ましてやジャニーズ事務所の他のアイドルとの共演はあり得ない」
と話していました。
もし本当だとしたら、なんだか怖い話でもありますね…。
◆「示しがつかない」行動に対してとても厳しいはずのジャニーズ事務所に よく戻れたものだと思ったメンバー4人
ジャニーズ事務所は、大勢の男性アイドルを抱えているからこそ、規律性などを考え、いわゆる「示しがつかない」と表現される行動に対してはとても厳しいそうです。
報道では、木村さんがジャニー社長に「あいつらと一緒にやりたい」と電話で直訴したことで、解散という空中分解を回避できたと報じていたSMAP。
でも、先ほどの「示しがつかない」行動に対してはとても厳しいことを考えたら、いくら木村さんが社長に直訴したとはいえ、一度反旗を翻し、退社の意志まで示したはずの4人のメンバーが、よく元の事務所に戻れたものだと思えたのでした。
◆たとえSMAPでなくなってもメンバーを応援し続ける! ファンの覚悟
そんなSMAPに、ファンも、解散しない限りは、独立にしろ残留にしろ、どちらの結果になってもSMAPを応援し続けることを決めているみたいでした。
結果は、スマスマの生放送で存続が表明されましたからね。
中には、たとえSMAPでなくなったとしてもメンバーを応援し続けるというファンも!
こうなってくると、いつSMAPが解散してもかまわないといった、ファンの覚悟といったものも感じてきます。
◆ジャニーズ事務所が「お詫びライブ」を計画 しかも開催は来春!
ところで、グループ存続が決まり、今年めでたく結成25周年を迎えたSMAP。
そうなると、ファンならずとも気になるのが、SMAP結成25周年を記念した「25周年記念ライブ」は一体どうなる? という話にもなってきそうです。
これについて、ジャニーズ事務所では1月19日、今回のSMAP分裂・解散報道でファンに心配をかけたお詫びとして「お詫びツアー」を行なうことを検討。
しかも開催は来春になるとのことでした!
つまりは、ジャニーズ事務所の契約期間となっている今年の9月いっぱいを過ぎてから、来年2017年の春ごろに、25周年記念を兼ねたお詫びツアーともなりそうです。
果たしてそれまでSMAPは存続しているんでしょうか?
それに、お詫びではなく、SMAPが本気で楽しくて本気でやりたいと思うツアーでないと嫌というファンの声もありましたからね。
◆ツイッターとBPOのウェブサイトがサーバーダウン
スマスマの生放送の余波は、インターネットのウェブサイトのうち、2つのサイトにも大きな影響をおよぼしました。
まずはツイッター。
なにしろ、スマスマの生放送終了後にはツイートが殺到したことで、サーバーがダウン!
曲がりなりにもツイッターをやっている私としても初めて見た、上の画像にもあるように、「技術的な問題が発生しています。」といったツイッターのサイトでエラーメッセージが表示されたそうですからね。
ツイッターでは、スマスマの生放送について、
「見せしめ」
「公開処刑」
「お通夜」
「私が知っているSMAPじゃない。まるで別人」
「見ていられない」
「納得できていないまま立っているのがわかる」
「言わされている感じ」…etc
といった、ユーザーさんの正直な感想が見られたのでした。
もうひとつ、生放送翌日の19日には、BPO放送倫理・番組向上機構のサーバーがダウンし、一時的にウェブサイトがつながらない事態に。
これは、SMAPのリーダーの中居正広さんら、木村さんをのぞく4人のメンバーの疲れ切った表情や、SMAP解散、存続に関する明確なコメントがないまま謝罪だけが行なわれた不自然な光景に、「パワハラ的」と感じた多くの人がBPOのウェブサイトに殺到したとみられるということでした。
◆新生SMAPは適切な表現とは言えない リーダーは中居正弘のままで再始動したSMAPとすべき
スマスマの生放送では、SMAPのメンバーの立ち位置が、リーダーの中居さんは、画面から見て左側の下手に。
センターが木村さんとなっていました。
これだけを見ると、今後SMAPは木村さんがリーダーとなって活動していくようにも見えますよね。
けれども、SMAPのリーダーについては中居さんのままで存続することが決まったそうです。
スポーツ紙では、スマスマ生放送後のSMAPを「新生SMAP」と報じていましたが、これは適切な表現ではないと言えます。
もしリーダーが、先ほどの中居さんではなく木村さんに交代し、そのうえで存続するのであれば新生SMAPと呼んでいいと思うからです。
なので、新生ではなく、再始動したSMAPという表現がふさわしいのではないかと思いましたね。
◆この記事を書いている時点でも、スマスマの生放送の余波が続々!
これ以外にも、この記事を書いている時点で、スマスマ生放送の余波が続々!
ネットのニュースでも、見出しを挙げただけでも以下の情報が報じられていたのでした。
元SMAPの女性チーフマネージャーが、IT関連会社に再就職する可能性
藤島メリー泰子副社長(メリー副社長)を解任させるべく、ファンが署名運動を呼びかける(しかし突然の中止に)
分裂・解散騒動後、1月21日に「SMAP×SMAP」でコントを含めた収録が行なわれた(放送は1月25日)
1月21日「SMAP×SMAP」収録後、木村さん発案の、SMAPメンバー5人、嵐、藤島ジュリー景子副社長による、謝罪食事会が東京都内の料理店で開かれた
【追記】
スポーツ紙の中には、ジャニーズの所属タレントやジュリー副社長を集めて行なわれた食事会は、木村さんではなく、歌手の近藤真彦さんが発案で行なわれたとも報じられていました。
1月22日までに、元SMAPの女性チーフマネージャーがジャニーズ事務所に辞表を提出
「世界に一つだけの花」 1月22日付のオリコンデイリーシングルランキングでついに1位!
スマスマの生放送をきっかけに、今後も存続することが決まったSMAP。
でも、木村さんをのぞくメンバー4人の、どこか納得がいかないような表情を見ると、まだまだもうひと波乱(特に9月ごろ)ありそうな予感がしてならないですね。
ということで、SMAPの分裂・解散報道についての記事はひとまずこれで締めくくりにしますが、「やっぱり解散!」 といったように、何か大きな動きがありましたら、また私のブログでも続きの記事を書く予定にしています。