この記事は、2010年3月16日に更新の、信じられない! 日本嫌いのICONIQが7社の企業コラボCMに連続出演! 連続放送! の続きとなります。
では、ICONIQ(アイコニック)さんが出演の7社の企業コラボCMの視聴後の感想にまいりましょう。
もし、まだこの記事の対象となったICONIQさんが出演の7社の企業コラボCMをご覧になったことがない方は、下のYouTubeからのリンクをクリックして視聴してみてくださいね。
●YouTube-ICONIQ 企業コラボCM 1分45秒
(視聴プレーヤー:Frash)
(視聴形式:サイト内)
◆テレビで視聴できる、ICONIQが出演の7社の企業コラボCM
まず、ICONIQさんが出演の7社の企業コラボCMですが、ネットではかなり話題になっていたにもかかわらず、民放のテレビ番組のCMではどの番組にも、ステーション・ブレイクにも流れていませんでした。
それで調べたところ、私が把握できた限りでは、
3月15日
・M-ON!(エムオン) 「Countdown100」内にて午後20時8分頃オンエア予定
・MTVにて深夜0時30分頃
3月16日
・MTVにて、午後18時55分頃、午前2時55分頃、午前0時55分頃オンエア予定
3月21日
・M-ON! 「Countdown100」内にて午後11時20分以降オンエア予定
と、スカパーやケーブルテレビで視聴できるチャンネル「MUSIC ON! TV( ミュージックオンティーヴィー)」と「MTV」など、CS専門チャンネルの番組内で見ることができるCMであったことがわかりました。
でも、先ほどのYouTubeからのリンクで視聴できましたので、CSが視聴できる方であっても、わざわざこのために日程を合わせて見る必要はないでしょうね。
◆15秒間隔で流れていた、ICONIQによる7社の企業のコラボCMの3つの特徴
最初、CM界における初の試みとなった、ICONIQさんによる7社の企業コラボCMの連続出演、連続放送ということでどんなふうになるんだろうと思ってYouTubeから視聴してみたんですが、なるほど、15秒間隔で、7社分7パターンのCMが流れるという形だったんですね。
その7社の企業のコラボCMでは、各バージョンに共通した、次に挙げる3つの特徴がありました。
1.ICONIQさんのアーティストメッセージの一部を変えて放送
1つ目の特徴は、
「わたしが変わる。○○が変わる」
という、ICONIQさんのアーティストメッセージが、企業7社のコラボCMでは、
「わたしが変わる。世界が変わる」
「わたしが変わる。ANAで変わる」
「わたしが変わる。STARBUCKSで変わる」
「わたしが変わる。kitsonで変わる」
「わたしが変わる。MASERATIで変わる」
「わたしが変わる。mu-moで変わる」
「わたしが変わる。音楽で変わる」
など、「わたしが変わる。(企業名)が変わる」というふうに、アーティストメッセージの一部を変えて放送されていました。
2.7パターンのCMすべてに「BYE NOW!」のPV映像が
特徴の2つ目は、15秒のCMのどこかに必ずPVの映像が流れている場面があったこと。
それは、ケータイのワンセグからの画面であったり、テレビの画面からであったり、マセラティでは、車の車内のカーナビゲーションのワンセグの画面という形でPVの映像の一部といった形で流れていました。
なおこれらのPV映像は、ICONIQさんと、モデルの野崎萌香(のざきもえか)さんが出演の、2010年3月1日からオンエアされている、資生堂マキアージュのCM第2弾のCMソングで、2010年3月10日にリリースの、ICONIQさんの10曲入りのデビューアルバム「CHANGE MYSELF」 の5曲目にも収録されている「BYE NOW!」からのものでした。
3.CMソングの「Change Myself」「BYE NOW!」を、コラボCMの前後に採用
そして3つ目は、マキアージュのCMソングでもおなじみの「Change Myself(デビューアルバム「CHANGE MYSELF」 には3曲目に収録)」「BYE NOW!」の2曲を、15秒バージョンのCMの前後に採用していたことです。
これは、1本のCMに対してCMソング(いわゆるタイアップソング)は1曲分だけを使用という常識をくつがえしたものであったといえます。
視聴後の感想
◆音楽関係以外のコラボCMはかなり違和感があるかも?
そんなわけで、ICONIQさんが出演の7社の企業コラボCMについて、3つの特徴ということで簡単に振り返ってみたんですが、私自身が、YouTubeからのリンクのCMを視聴した後の感想については、う~ん、ミュウモやrhythm zone(ICONIQさん本人が所属)などの音楽関係のコラボCM以外はかなり違和感がありましたね。
それこそ、企画意図に賛同した企業のCMだったらなんでもよかったの? と思えてしまいました。
それに、何よりもICONIQさんが大の日本嫌いであるということが、画期的な試みであったはずの7社の企業のコラボCMに対して、あまり好感が持てませんでした。
おそらくユーザーさんの中には、「7社7パターンもハゲの出るコラボCMは見たくない」と感じた方もおられたのではないでしょうか?
◆実験的な試みのCMとしては画期的のように感じました
でも、CS放送ではあったものの、1人の女性アーティストが7社もの企業のコラボCMに連続出演、連続放送されたというのは、これまでのCMにはなかった実験的な試みでしたし、CM界にとっても画期的な出来事でした。
まあ、別にICONIQさんは企業7社のコラボCMという、実験的な試みのCMの実験台に自らなったというわけではありませんけどね(笑)。
私としては、今回のICONIQさんによる7社のコラボCMの連続出演、連続放送をきっかけに、まず、ICONIQさんではないほかの人が同じパターンで出演したらどうなるのか。
またそれを、民放の放送局で、深夜の時間帯にでも流したときの視聴者の反応というのも知りたい気がします。
◆コラボCMには好感が持てなくても、利用したり購入し続ける人はいるのかも?
CS放送や、YouTubeからのリンクで視聴した方は59136人(2010年3月21日時点)と、ICONIQさんが出演の企業7社のコラボCMをご覧になった方は、日本全国で見ればそんなに多くはないはず。
でも、企業7社のコラボCMには好感が持てなくても、コラボCMの企画意図に賛同した企業のサービスや商品については、たとえばスターバックスコーヒーがお好きな方や、ANAも、マイルがたくさん貯まっているのであれば、ANAの飛行機を利用しないわけにはいきません。
あるいはキットソンも、ICONIQさんのコラボCMの内容がどうこうよりも、キットソンのブランドが好きだからということで、今後も利用したり購入し続ける人はおられることでしょう。
なお、ICONIQさんが出演の企業7社のコラボCMは、2010年3月31日までオンエアされるそうです。
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