なつかしすぎるものから最新のテレビCM動画まで ロート製薬のロートくらぶ | 続きは、CMのあとすぐ!

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インターネットの企業サイトや、動画サイトにあるテレビCM動画を中心にご紹介しながら、CMや動画、CMソングについて、私独自の視点でいろいろと感想を述べているブログです。

ロート製薬のホームページの中で、なつかしすぎるモノクロのCMから最新のCMまでをテレビCM動画で公開しているサイトがあります。それがロートくらぶです。


このロートくらぶ、本来は会員登録の制度があって、入会するといろんな特典が受けられるんですが、テレビCM動画は会員にならなくても見ることができるようになっています。


またこのロートくらぶは、ロート製薬の商品をネットの通販で購入される方にとっては、会員登録しておくとかなりお得なサイトといえるでしょうね。


では、そのロートくらぶで公開されているなつかしのテレビCM動画のうち、まずはオープニングキャッチからご覧になってください。


ロートCFライブラリー ロート製薬オープニングキャッチ
初期版 16秒
1993改訂版 16秒
1996改訂版(SMAP×SMAP篇) 16秒
2004改訂版 16秒

(視聴プレーヤー:Quick)

(視聴形式:ページ)


オープニングキャッチ、視聴後の感想



 ロート製薬
 ♪~ロート ロート ロート

    ロート ロート ロート~
    ロート製薬~


いや~、全体的にちょっと赤みをおびていて、色あせた感じがしないでもないけれど、まさか初期のオープニングキャッチの動画が、ロート製薬のサイトで見られるとは思ってもみませんでした!


そういえば、私がパソコンを始めたのは2003年のころだったんですが、いちばん最初に企業のサイトで視聴したなつかしの動画というのが、ロートくらぶのオープニングキャッチでした。


その前からすでにいくつかテレビCM動画を視聴していたことはあったものの、「インターネットって、こんなになつかしい動画を見ることもできるんだな~」と、とっても感激したものでした。


それに、少し赤みのある画面のほうが、よりいっそうなつかしさというのを感じますね。^^


◆CM撮影のために、ハトまで養育していたロート製薬


初期版の動画ダウンロードの右側にあったエピソードによると、初期版のオープニングキャッチは昭和37年からモノクロで放送され、昭和40年にカラー放送されたものだったそうです。


またエピソードの中には、


「撮影のために本社屋上の鳩舎にたくさんのハトを飼い、担当の女子社員が毎日、手のひらにエサをのせて養育。

 撮影条件のよい、雨上がりや台風一過のあとを待つために半年がかりで撮影しました」


とありました。


◆夜の19時台から、22時台のSMAP×SMAPへ


ロート製薬のオープニングキャッチも、1993年になって少しリニューアルされました。それが「オープニングキャッチ1993改訂版」です。


そのオープニングキャッチ1993改訂版には、次のようなエピソードがあったそうです。


「オープニングCMをリニューアルにするにあたって、初期のオープニングCMとは全く異なるタイプの案もありましたが、検討の結果、ご好評をいただいた初期のオープニングCMのイメージはそのままに、映像を実写からコンピューターグラフィックスに。コーラスも大幅に変更し、新しいイメージのCMに生まれ変わりました」


それをきっかけに、1996改訂版(SMAP×SMAP篇)、そして現在でも放送中の2004改訂版となっていったんですね。


ロート製薬のオープニングキャッチというと、昭和のころまでは夜の19時台という印象がありました。


代表的な番組でいうと、TBSで放送されていた「クイズダービー」がそれにあたるのではないかと思います。


時代も平成に変わり、1996年4月15日にロート製薬提供で、関西テレビ制作のSMAP×SMAPがスタートしてからは、ロート製薬のオープニングキャッチは19時台から22時台で放送されることが、すっかりおなじみとなりましたね。


◆なつかしすぎる、モノクロのクラシックCF


次に、同じくロートくらぶより、今度はクラシックCFシリーズというタイトルのテレビCM動画をご覧になってください。


ロートCFライブラリー ロートクラシックCFシリーズ
パンシロンCF 30秒
VロートCF 海水浴シーン 30秒

        遊園地シーン 30秒

        ハイキングシーン 30秒

        スキーシーン 30秒

なみだロートCF 45秒

メンソレータムCF 15秒

(視聴プレーヤー:Quick)

(視聴形式:ページ)

視聴後の感想


◆生産工場での製造風景が珍しい パンシロンのCM


うわ~、モノクロのテレビCM動画です! 


私にとってはなつかし~いというよりも、あまりにもなつかしすぎてよくわかりませんでした(笑)。


しかも、同じモノクロのオープニングキャッチが放送されたころは昭和37年ごろだったので、いまから約50年も前のCMということになるんですね。


パンシロンの生産工場での製造過程をCMの映像として放送されたというのも、当時としてはかなり珍しいことだったのかもしれません。


◆パンシロンの歌は、コマソンの女王の天地総子さん


ところで、パンシロンのモノクロCMのエピソードの中で、


「今では珍しい“パンシロンでパン!パン!パン!”のフルコーラスも聞けます」


とあったんですが、パンシロンのCMソングのフルコーラスは、下のサイトのほうが本当のフルコーラスみたいですね。


パンシロンの歌


(ページが表示されると自動的にCMソングが流れます)

※パンシロンの歌のサイトにある「戻る」をクリックすると、そのほかの薬のなつかしいCMソングを試聴することができます。


ちなみに、上記したサイトは薬屋本舗レトロの館 といって、薬のCMソング以外にも、レトロな絵葉書や薬の広告などがたくさん掲載されています。


そのパンシロンの歌は、1985年 ~1987年まで15分で放送されていた、藤子不二雄アニメ「オバケのQ太郎(新)」のQ太郎の声や、そのほかのテレビアニメ、テレビ作品に多数出演。


さらにCMでは、ライオネスコーヒーキャンディーや、サクマのチャオ、初期のアート引越しセンターなど、数多くのコマーシャルソングを歌っている、別名「コマソンの女王」こと天地総子(ふさこ)さんが歌っていました。


◆昭和39~41年を代表する、珍しいハーフのCMガール Vロート


一方Vロートですが、こちらは4本ともモノクロのテレビCM動画なんですね。


音楽も実にテンポがいいので、エピソードにもあったように、まさに軽快なCMソング♪


CMの中で、特に海水浴シーンは、女性たちの水着姿を見ても、昭和39年~41年ごろの時代というのを感じさせます。


このVロートのCMに出演されていたのは、エピソードにもあったように高見リサさんという、昭和39~41年当時は珍しかったハーフのモデル。


なんでも、ブリジストンタイヤの一族に嫁がれたとのこと。


ちなみに、妹でもある高見エミリさんは、あの鳩山邦夫議員の奥さんなんだそうです。


たしか、テレビで鳩山議員のお宅訪問みたいな番組があって、そこで奥さんの顔を見たことはあったはずなんですが、その奥さんが高山エミリさんという人であったことは、調べてみて初めてわかりました。


◆黒いデメキンのような違和感を感じるCMソング? なみだロート


そしてなみだロート。


これはロートのクラシックCFの中でも、かなりなつかしいといえるかもしれません!


♪~なみだ~ オーオオオ なみだ~


という男性の美しいコーラスが印象的なCMなので、期待に胸をふくらませてダウンロードして視聴したところ…、



オヤ? この1人だけ低い声が目立って聞こえるのはなぜ?

(by杉本るみ)



変なたとえなんですが、なんだか同じ種類の金魚が入っていた水槽に、急に1匹の黒いデメキンが入れられたような違和感を感じてしまったんです。


私としては、筑紫哲也のニュース23の初期のオープニングのときのように、なみだロートで男性のさわやかなコーラスのCMソングが聴けると思っていたんですけどね…。


あと、なみだロートのCMに出演していた女性は、エピソードにもあったようにモデルのマリーアスキューさん。


そのマリーアスキューさんは、現在ビバリーヒルズに在住していて、モデルとしても復活されたとのことでした。


ナウファッションエージェンシー

(ページ右下のSpecial BookigのうちAskew Maariをクリック)


もうひとつ、なみだロートのCMのナレーターを担当されていたのは、どうやらフジテレビの「トリビアの泉」でもおなじみの中江真司さんのようですね。


昭和48年ということは、いまから約32年も前になります。


それなのに、声のトーンが32年前でも全然変わっていなかったのは、ある意味驚きです!



もうチョコっと一言!

その1

ロートクラシックCFのテレビCM動画の中で、昭和51年ごろに放送されたメンソレータムのナースちゃん。


しかし私はこれを見て、


「あんたはナースちゃんじゃなく、アルプスの少女ハイジのハイジの声でおなじみの杉山加寿子さんでしょっ!


とツッコミたくなってしまいました(笑)。


その2

ロート製薬の最新のテレビCM動画については、ロートくらぶの「ロート最新CFシリーズ」で視聴ができます。