FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -55ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

6日欧米時間の外国為替市場は大荒れの展開。PIIGS諸国の
財政問題を背景に金融不安が噴出、リスク資産から資金を
引き揚げる動きが急進した。

米ドル円・クロス円各通貨は軒並み暴落、米ドル円は87.83円
・ユーロ円は109.8円と大幅に安値を更新した。尚、株式市場も
大荒れでNYダウ平均株価は、一時1,000ドル以上も下落し
10,000ドルを割れ込む場面もみられている。NY時間の引けに
かけては混乱も収まり、各通貨とも安値より水準を回復
(米ドル円:90円台半ば、ユーロ円:114円台前半、
豪ドル円:80円台前半)しているが、これだけの混乱の後で
あるだけに東京勢の出方次第で再度下値追いの展開となる
可能性もあり、注意は必要だろう。

尚ユーロ圏金融政策会合の結果だが、金利は据え置きで
予想通りであったものの、その後のトリシェECB 総裁の
記者会見では、ギリシャ国債購入の協議が行われなかった
ことが明かされ、市場の失望を招いた。一部ではこのことが
今回の急落の一因となったとの見方もでている。

5日欧米時間の外国為替市場において、ユーロ円が大幅に値を削っている。

米格付け会社のムーディーズがポルトガル格下げの可能性を
指摘したことでユーロ売りが加速、本日安値を119.94円に更新し
一時120円台を割れ込む動きを見せた。

今週に入り、ギリシャ以外のPIIGS諸国の財政問題にも焦点があたり始め、
ユーロの重しとなっているがこの傾向は目先も続きそう。

仮に休み明けの東京勢がユーロ売りで参入し、本格的に120.00円を割れ
始めるようであれば、中期的に2009年1月の安値112.50円を試す展開へと
繋がる可能性も出てくる。

一方の米ドル円も軟調な推移。NY時間序盤までは、比較的しっかりとした
推移を示していたが予想を裏切った4月ISM非製造業景況指数(予想:56.0、
結果:55.4)の結果発表後には、クロス円通貨同様、円買い優勢に流れた。

こちらは、93.50円付近にかかる21日間移動平均線が当面の下値目途。
この水準を維持できるかどうかが、短期的な米ドル円の方向性を左右しそうだ。
4日欧米時間の外国為替市場は円買い優勢の展開。

欧米の株式市場が総崩れとなり、リスク回避の動きが加速する
格好となった。特に下落が目立ったのがユーロ円で、本日安値を
122.64円まで更新するなど、東京時間中の水準からは3円近くも
値を削る格好となった。

本日も PIIGS諸国の話題がユーロ売り(スペイン格下げの噂)に
拍車をかけたが、この傾向は目先も続く可能性はある。

短期的にみても大台120.00円を試す展開が十分視野に入って
きたといえそうだ。

一方で米ドル円の下落は小幅なものにとどまった。
円以外の主要通貨に対して強含んだことが米ドル円の
下値を限定的にしており、94円台前半では下げ渋る動きを見せた。

とはいえ、95.00円付近での上値の重さも目立っており、
きっかけひとつで米ドル売りが加速する可能性は否定できない。
94円台前半に差し掛かる5日間移動平均線(94.22円)が短期的な
サポートとして機能するかが目先の焦点となるだろう。