5日欧米時間の外国為替市場において、ユーロ円が大幅に値を削っている。
米格付け会社のムーディーズがポルトガル格下げの可能性を
指摘したことでユーロ売りが加速、本日安値を119.94円に更新し
一時120円台を割れ込む動きを見せた。
今週に入り、ギリシャ以外のPIIGS諸国の財政問題にも焦点があたり始め、
ユーロの重しとなっているがこの傾向は目先も続きそう。
仮に休み明けの東京勢がユーロ売りで参入し、本格的に120.00円を割れ
始めるようであれば、中期的に2009年1月の安値112.50円を試す展開へと
繋がる可能性も出てくる。
一方の米ドル円も軟調な推移。NY時間序盤までは、比較的しっかりとした
推移を示していたが予想を裏切った4月ISM非製造業景況指数(予想:56.0、
結果:55.4)の結果発表後には、クロス円通貨同様、円買い優勢に流れた。
こちらは、93.50円付近にかかる21日間移動平均線が当面の下値目途。
この水準を維持できるかどうかが、短期的な米ドル円の方向性を左右しそうだ。