FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -4ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

18日午前の東京外国為替市場において、ユーロ円が軟調な展開。

先週末のNY時間に続き米ドルショートカバーが優勢で、対米ドルでの

弱含みがユーロ円の上値を重くしている模様。

ユーロ円は一時112.78円と先週末比で1円以上も値を削る場面が

見られた。5日・21日移動平均線がデッドクロスを形成しはじめ、

テクニカル的な地合いも弱まっている。8月安値と10月高値の

38.2%押しが111.80円付近であり、こちらが目先の下値目標として

意識されそうか。

一方で米ドル円は81円台前半でもみ合う展開。円以外の主要通貨に

対する米ドル買い意欲は高いが、一方で米ドル円の安値更新を狙う

円買い圧力も強く、上値の伸び難い状況。東京時間午後にこの状況を

一変させるだけの材料は見当たらず、目先も同様な展開が続きそうだ。

年初来安値80.87円、5日移動平均線の差し掛かる81.50円付近を

上下の目途に動向を見守りたい。

先週末、11月FOMCにおける米追加緩和を織り込む形で、
米ドル安が進み米ドル円は年初来安値を80.87円まで
更新する格好となった。

80円台を示現 したことで、いよいよ1995年の安値79.75円トライが
現実味を帯びており、市場では新安値示現を予想する向きも
増加している。今週は週末(22日 -23日)のG20財相・中銀総裁会議が
最大の注目イベントで、こちらを巡っての展開となることが予想される。

通貨安競争の是正がテーマとなるが、介入実 施に批判の集まる
アジア諸国(日・中・韓)、対米ドルでの自国通貨高に悩む新興国
(ブラジル・南アフリカ等)、米ドル安を継続させたい米国と、
参加国の思 惑はそれぞれで週中も各国の通貨当局者からの
発言が相場を動かす場面も多く見られそうだ。特に注意したいのが、
米当局者のコメント。

8月の対中貿易赤字が 過去最大を記録し、人民元切り上げ圧力が
一層強まった。また、15日予定であった為替報告書の公表も
11月のG20首脳会談後に延期されており、様々な憶 測を呼んでいる。
円買い要因ともなる人民元切り上げに絡む話が出た際に、
新安値更新の場面が現れることも考えられる。

15日欧米市場での豪ドル円は、ここ約1ヶ月間でのレンジ内

下限となる安値80.25円を一時つける動きとなった。

豪ドル米ドルが米ドルから見たパリティ(等価)を一時超える

高値1.0005をつけたが、その後下落。欧州時間中盤にマクロ系

ファンドから大口のロング外し(買持ちポジションの調整売り)が

出たようである(NY外銀筋)。

ドル高への修正的な動きの後押しもあり豪ドル米ドルは

本日安値0.9864まで軟化、陰線引け(終値が始値より下落)で

取引きを終えた。

豪ドル米ドルは直近の目標値であった1.00台を付けたことから

目先的な目標達成感が出始めてるとも考えられる。

テクニカル的にも来週明け月曜日の取引きが、前日値より

下落して終わるとMACDは9月1日にゴールデン・クロスから

上昇を開始して以来初のデッド・クロスとなる。

豪ドル円も米ドル円の円高傾向が強い中、80円台以上の

値段が保たれていたのは豪ドル米ドルの上昇基調が強い流れで

あったと考えると、来週は値段の展開次第では下落に対する

警戒が必要になりそうだ。