FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -117ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

28日の欧米市場はクロス円全般で引き続き小動きに終始することとなった。


日本時間より株高を背景に値を上げる展開となっていたが、欧州時間とも

なるとロンドン市場がボクシングデーにて休場ということで積極的な取引には

結びつかなった模様。


NY時間に入りクリスマス商戦が予想に比べ好調だったとの一部報道を受け、

NYダウを含め堅調さは維持されたもののやはり継続的な買いとはならなかった。

この流れは海外商品市況においても同様で、特に目ぼしいイベントも無い中,

年末ということもあり、市場参加者の動意も全般的に薄い。

28日午後の東京外国為替市場は、閑散とした相場付きとなっている。


米ドル円は91円台半ば、ユーロ円は131円台半ばでの小動きに

終始しており、目立った動意が感じられない状況だ。


金価格が小幅上昇するなど、商品価格の上昇を背景とした

オセアニア通貨買いは見られたが、豪ドル円やNZドル円の

上昇幅は限定的となっている。


目先の欧州市場でも、ロンドンがボクシングデーで休場となるなど、

流動性の低さに変化はなさそう。


引き続き同水準での値動きが続きそうだ。但し、英ポンドの動向には

注意を払いたい。昨年末、英ポンは主要通貨に対して急落し、

対ユーロでパリティ(1ユーロ=1英ポンド)に迫る値動きを見せた。


複数の英紙がパリティの可能性について指摘する記事を掲載しているように、

将来的な可能性は否定できないだろう。因みに、昨年末パリティに最も

近づいた時、英ポンド円の水準は130円前後であった。

年末年始は特に注意が必要だろう。


今週の外為市場は先週に引き続き小動きに終始することになりそうか。


クリスマス週間も無難にこなしいよいよ年末を迎えることになったが、

先週同様休暇をとる海外勢が多いことに変わりはなくその上、

ロンドン勢がボクシングデーで休場ということもあいまって、

流動性は非常に低いものとなりそう。


注目される経済指標もこれといった大きな発表が無い週となっており、

開店休業となることも否めない。

ただ、テクニカルでは米ドル円の上値の重さが気になるポイント。

10月26日につけた高値92.33円近辺を上抜け失敗してからというもの、

じわじわと水準を下げており上値の重さばかりが目立っている。

11月27日から続く上昇トレンドをいったん割り込むと下値余地が

拡大してしまうため注意が必要だ。