20日の欧米市場では先日の流れから反転、リスク通貨の買い
戻しが顕著な相場つきとなった。
先日の中国利上げにて巻き起こった米ドルの買い戻しも、
本日の
欧米市場に入ると一転。市場はリスク選好の流れから、
原油や金などのコモデティ、資源国通貨、各国株式などリスク
資産と思しきものが一斉に買い戻される動
きをみせた。
引き続き発表されている米企業決算も大方好結果となっていることも
支援材料として意識されている。注目されたベージュブックでは
「米国の景気
回復速度は緩やかに回復しており、加速の兆候は
見られていない」、また「雇用や消費、企業統計も横ばいから
若干の上昇」と発表されており、来月の米金融緩
和に向けて、
市場の期待を裏切る内容を見せなかったことも、米ドル売りを
更に助長させることとなった。
一連の流れを受け、米ドル円は15年ぶりの安値をさ
らに
割り込み80.84円を付けたことで、テクニカル的にも80円割れから
史上最安値をうかがう展開は必至だと見る向きが優勢。
G20では為替や財政に関
する事項が議論されるわけだが、
その内容如何によってはどこまで水準を落とすか要注意だ。