19日の欧米市場では、米ドルを除く各通貨において売り
優勢の展開が続いている。
背景には中国の政策金利引き上げの発表を受け、
中国の景気減速懸念か
らリスク回避の流れを呼び込み、
原油や金といったコモデティ全般に売りが入ったことで、
資源国通貨を中心に売られることとなったという。
その上、ダラス連
銀総裁より市場の追加緩和期待をけん制する
発言が伝わったことで、NYダウも売りにさらされたことも
背景にはあるようだ。
とはいえ、一度の利上げで中国の景
気減速を懸念するというよりも、
対米ドルで見て取れるようにここまで買い一辺倒できた手前、
利食い場を探していただけと見る向きもあり、今回の下落が長期化する
可能性は低いとの声も挙がっている。米国の金融緩和を受けドルから
新興国への資金流入が進んでいるが、代表とも言えるブラジルにて
海外から流入した
投資目的の資金に対する税率を引き上げるなど、
自国通貨高を牽制する動きがG20前に強まっている現状では、
やはりドル安進行は一時調整せざるを得なかっ
たのだろう。
今後の展開としては、連日発表される米企業の決算は好結果が多く、
追加金融緩和が市場の期待を裏切らない限り再びリスク選好の
流れからクロス
円は値をあげることになるだろう。