先週は15日に6年ぶりの日銀からのドル買い円売り介入を受け、
米ドル円は82円後半から85円後半まで約3円のドル高円安となった。
今回の介入は2004年1月に実施した円売り介入の規模を超え、
おおよそ2兆円となったようである。
単独介入に関して一部、ヨーロッパ・アメリカから批判的な
見方も出ているが、米金融当局・政府は現在のところ黙認をしている。
今週は23日にNYで日米首脳会談が予定されているが、
先週ガイドナー米財務長官も議会での為替政策公聴会で
日本の介入に関して触れる事は無く、トップ会談であることから
今回オバマ大統領も強くは非難しないとの見方が強い。
21日のFOMCで追加の金融緩和策期待が高まるようであれば、
ドル安円高の展開も可能性あるが、半期決算の月末を控え
円高からの株安、輸出企業対策から日銀も介入の手は
緩めないだろう。
月内の円高は考えにくいと思われる。ドル高円安の展開は
テクニカル的に94.99円からの82.87円の下落幅に対する
フィボナッチ23.6%が85.73円で、現在はこの近辺で推移
しているが8月13日の戻り高値86.38円をまずは明確に
抜けきれるかに注目していきたい。