23日欧米時間の外国為替市場、クロス円通貨は総じて
上値の重い展開となった。
中でも弱さが目立つのがユーロ円で、一時本日安値を107.70円へと
更新、約2か月振りに107円台へと水準を落としている。
本日発表されたECBの国債買い入れ額(20日までの週:
3億3800万ユーロ)が、前週時のもの(1000万ユーロ)から
大幅に膨らんだことで、ECBの財務状況への懸念が広まったことが
背景にあった模様。
ユーロ/米ドル(現在:1.2660付近)を見ると、6月安値と7月高値の
半値押し(1.2600付近)に近づいており、正念場を迎えている。
このテクニカル的な節目を下抜け、ユーロ売りに拍車が
かかるようであれば、ユーロ円も6月安値の107.30円を
試す展開となることが考えられ、注意をしておきたい。
一方の米ドル円は85円台前半でのもみ合いに終始している。
85.00円付近での底固さは健在だが、円安地合いへ転換するだけの
材料が乏しく、上値を伸ばすほどの勢いは感じられない。
本邦通貨・金融政策の動向を横目に見ながらの底錬り
相場が目先も続きそうか。