20日午後の東京外国為替市場において、米ドル円・クロス円は
上値の重い展開となった。
早ければ本日にもと期待された本邦当局者による円高対応策だが、
現在のところそのような動きは見られていない。
むしろ、23日とされる菅・白川会談についても詳細な予定が
いっこうに明かされないことで円高対応策の先送りを懸念する声が強まり、
失望感からの外貨売り円買いが出ているとの観測もある。
米ドル円は85円台前半での推移。テクニカル的にも85.40円付近に
差し掛かる5日間移動平均線が重しとなり、上値の伸び難い。
積極的に米ドルを売る材料があるわけではないが、前述したように
円買いの出やすい状況を踏まえると、短期筋の安値更新(84.72円)を
狙った仕掛け的な動きにより急速に値を削る展開となる可能性はあり、
注意をしておきたい。