13日午後の東京外国為替市場、円は主要通貨に対して一時、
全面安の展開となった。米ドル円は3日ぶりに86円台を回復した。
昨日に続き金融当局・政府からの円高けん制は続いている。
昨年12月には鳩山前首相と白川日銀総裁が会談した前日、
日銀は臨時の金融政策決定会合を開催して追加緩和策の
導入を決定している。
相次ぐ円高けん制からドル安円高の流れが反転したことで、
一旦下攻めムードが後退したことに加え、クロス円に買いが
入ったことが米ドル円を押し上げたようだ。
一方で昨日発表の米国新規失業保険申請件数は予想より悪く、
米雇用情勢の低迷があらためて確認されたことで、
景気回復の腰折れ懸念が強まる中、米国時間には、
7月の消費者物価指数(CPI)や小売売上高、8月のミシガン
大学消費者マインド指数などの各種指標が発表される。
市場予想ではおおむね改善傾向が見込まれているが、
予想外の結果となった場合には、リスク回避を目的にした
円買いには警戒も必要ではないだろうか。