11日の欧米市場では円、次いで米ドルが非常に強く、クロス円全般で
急落する動きとなった。
背景には先日FOMCによる米景気減速懸念や、英中銀インフレ報告
により追加の刺激策の必要性を示唆したことなどを受け、
欧米株式はもとより商品市況においても急落したことがある模様。
その中でも米ドル円はドバイショックの2009年に付けた安値84.78円を
一時割り込み84.73円まで下値を切り下げ、またクロス円全般でも
急激な円買いを呼び込むこととなっている。NY時間が引けてから
もその流れは変わらず、現在も徐々にその水準を下げる流れは
変わっていない。
市場関係者の間では野田財務相より「朝述べたことと基本的に
変わらないがこの動向は極めて注意深く見守る」、「介入について
コメントを避ける」としており、15年ぶりの安値を付けている中でも
介入はないと判断されており、どこまで水準を下げるか予想できない
との声が聞かれている。
本日は日本時間朝方に豪雇用統計を控えており、景気判断の
引き下げが先進国で相次ぐ中、どこまで気を吐けるか注目したい。