27日の欧米市場は欧州市場前半からの円安の流れが
継続する展開になった。
ストレステストの結果発表後、ドイツ国債と「PIIGS」諸国の
債券利回り格差が縮小傾向を維持していることが市場に
好感され、リスク選好の円売りにつながったようだ。
またテクニカル的な面も見逃せない。レジスタンス
(上値抵抗帯)と目されていたユーロ円の113円半ば、
英ポンド円の136円、豪ドル円の78円後半のレベルを越えてきた。
これらのレベル近辺でショートポジションを作っていた向きの
買い戻しが集中し、いわゆる「踏み上げ相場」になったと言えよう。
昨晩23:00に発表されたリッチモンド連銀製造業指数
(予想:12 結果:16)消費者信頼感指数(予想:51 結果50.4)
とまちまちであったが、マーケットに与える影響は限定的であった。
東京市場に戻ってきて目先は利食い売りで下押しする局面もあろうが、
前記のレベル付近では買い意欲が出てきて底堅い展開となるだろう。